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ExOneが金属部品納入数200万個を突破、さらなる生産強化のため新システムを導入

米国の3Dプリンターメーカー ExOne は、メタル3Dプリンティングセンター(Metal 3D Printing Adoption Center)において、全世界にむけ200万点以上の金属部品を納入し中間目標を達成した。また同センターは新たに2台のバインダージェットプリンター「X1 25Pro」を導入し、産業界や3Dプリントサービスビューロー向けのステンレス部品の生産を強化することを発表した。(写真出典:ExOne)

24時間365日稼働!メタル3Dプリンティングセンターについて

2005年にピッツバーグ郊外に設立されたメタル3Dプリンティングセンターは、現在28台の金属3Dプリンターで24時間365日稼働している。同センターは産業界の顧客の他、Shapeways、Sculpteo、Xometryなどのオンデマンド3Dプリントサービス機関向けにも部品を提供している。顧客がExOneシステムを購入前に、メタルバインダージェット3Dプリントを試すことができるのが特徴だ。

またExOneでは、「Triple Advanced Compaction Technology(以下 トリプルACT)」という特許を獲得した独自技術が現在ラインナップされているすべてのプリンターに搭載されている。この技術は、超微細な金属粉をバインダージェット工程で塗布、散布、圧縮する独自の方法で、97%以上の最終的な部品密度と、使用する材料に応じて1%~2.5%未満の範囲の寸法公差を実現することができ、プリント部品に高い一貫性をもたらすことができる

さらに、同センターはElnik MIM3045デバインド・シンター炉を含む約12台の炉も備えている。4.5立方フィートの容積を備えたこの炉は、幅広い材料に適した水素、アルゴン、窒素、および真空処理を提供。この炉により、ExOneは、大量生産にバインダージェットを採用したい顧客に対し、フルサイズの生産操作をシミュレートできる。

Elnik MIM3045デバインド・シンター炉(出典:ExOne)

ステンレス製3Dプリントパーツの量産を目的に導入

ExOneはさらなる生産の強化のため、新たに2台のバインダージェットプリンター「X1 25Pro」を導入。造形容積400×250×250mm、造形速度最大3600cm³/hrで、独自技術のトリプルACT技術ももちろん搭載されている。この2台のプリンターは、17-4PHと316Lの2種類のステンレス素材に特化して使用され、ステンレス製3Dプリントパーツの生産量増加を目指している。

現在同社のバインダージェットシステムは、合計20種類以上の金属、セラミック、複合材料を加工しており、316Lや17-4PHといったステンレス鋼に加え、305L、M2工具鋼、6061アルミニウム、銅、そして昨年8月にバインダージェットプロセスの認定を受けたインコネル718など、さまざまな種類の単一合金に対応している。

X1 25Pro(出典:ExOne)

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