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3Dプリンターの技術とともに。世界で2番目となる民間宇宙船の有人飛行が成功 | Blue Origin

アメリカの民間航空宇宙企業 ブルーオリジン社(Blue Origin, LLC)は7月20日午前(日本時間同日夜)、同社が開発した友人宇宙船「ニュー・シェパード」の打ち上げを米南部テキサス州で行い、民間企業としては世界で2番目となる友人での宇宙飛行に成功した。ブルーオリジン社にとっては初となる有人飛行で、打ち上げから10分ほどで4人の搭乗員を載せた宇宙船が地球に帰還した。

4人の搭乗員のひとりであり、ブルーオリジン社の創業者でもあるのが、アメリカの多国籍テクノロジー企業 アマゾン・ドット・コム社(Amazon.com, Inc.)の創業者ジェフ・ベゾス氏。帰還後の記者会見で同氏は「宇宙から地球の美しさとはかなさを目の当たりにし、畏敬の念に胸を打たれた」と語った。

ブルーオリジン社の創業者ジェフ・ベゾス氏

2000年に設立されたブルーオリジン社は20年以上の月日を重ねて民間企業による有人宇宙船の開発を進めてきた。今回の打ち上げに用いられた宇宙船「ニュー・シェパード」に搭載されているロケットエンジンは同社開発の「BE-3」で、同系列の「BE-7」は大型3Dプリンターで製造されている。「BE-3」が大型3Dプリンターから製造されたかは明らかになっていないが、3Dプリンターによる技術が今回の打ち上げ成功の助力となったこと、また3Dプリンターによる製造品が今後の宇宙開発事業の発展に大きく寄与することは間違いない。

米テキサス州の着陸地点に無事着地したニュー・シェパードの再利用型ブースター

打ち上げに用いるブースターは通常そのまま廃棄となるが、「ニュー・シェパード」のブースターは再利用型で、打ち上げ後は米テキサス州の砂漠にある着陸地点に無事着地した。

ブルーオリジン社はアメリカ政府が出資する友人宇宙飛行での月面着陸を目標とした「アルテミス計画」を支援しており、今回の打ち上げ成功とともにさらなる宇宙開発事業の促進が期待される。

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