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ShareLab NEWSハイライト記事ー2021年6月28日~7月9日

毎日こまめに3Dプリンター関連のニュースを追っかけるのは時間と労力が必要である。そこでShareLab編集部が直近2週間の主要ニュースをハイライト記事としてまとめて皆様にお届けする。
今回は6月28日~7月9日のハイライト記事を一覧でご紹介する。
大型造形向けの新たな3Dプリンターの登場や、海外企業の3Dプリンターサービスの拡大戦略など新たなトピックが注目を集めた。3DPRINT UKは在庫サービスの拡大や、ワブテックは国際空港近隣に3Dプリンティングセンターを開設など、3Dプリンター技術をグローバルに展開するための体制づくりが積極的になっている。また、最新3Dプリンターでは新たなシステムが導入され造形サイズ・時間のカスタマイズや造形品質向上など進化が進んでいる。

3Dプリンターの活用・強化が進む企業の最新情報や最新3Dプリンター動向、SDGsで注目を集めた環境に優しい新たなアディティブ・マニュファクチュアリング(積層技術)など3Dプリンターの最新トピックを逃さずチェックしてほしい。

企業の3Dプリンター活用・強化が進む

3D Systems、テクノロジーリーダーシップチームを拡大しヘルスケア市場に注力

3D Systems はアディティブ・マニュファクチャリング担当最高技術責任者を加え、イノベーションに焦点を当てたエグゼクティブ・リーダーシップ・チームを拡大することを発表した。責任者として加わるデイビット・リー博士は、積層造形業界で30年以上の経験を持ち、イノベーションと製品開発を推進する高性能なチームを構築してきた実績をもっている。今回のテクノロジーリーダーシップの拡大は、ヘルスケアおよび産業市場における積層造形の導入が加速していることが関係している。これは、信頼性の高い製品を必要とする成長市場のアプリケーションに対し、積層造形ソリューションを実現するリーダーとして3D Systemsの戦略的目的の基盤となる。

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金属3Dプリンター

日産自動車、スペイン工場で3Dプリンターを導入し製造コスト削減

自動車業界での3Dプリンターが早くから注目された理由のひとつとして、脱炭素社会の実現が関係している。各メーカーは車の電動化に伴い、重くなる車両を軽くする必要に迫られているためだ。そんな中。日産自動車がスペインの3DプリンターメーカーBCN3Dの3Dプリンターを導入したことを発表した。BCN3Dの3Dプリンターはバルセロナ工場の生産ラインで使うジグやフィクスチャーの製造に利用するため導入。いままで外部に頼っていた部分を自社で3Dプリンターによる製造に切り替えることで、製造コストを95%削減、製造時間も1週間から1日に短縮することに成功した。まだ大量生産では課題が残るものの、少量生産では販売者への活用が進み、日本でも近い将来3Dプリンター製造された車が道路を走っているのが当たり前になるかもしれないと期待が膨らむニュースだ。

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3DPRINT UK、在庫コスト削減を実現するデジタル在庫サービスを拡充

イギリスの産業用3Dプリンティング・サービスビューローである3DPRINT UKが、デジタル在庫サービスを拡充することを発表した。要望に応じて部品をオンデマンドで3Dプリンターで出力し、配送する仕組みだ。これにより、製造業で大きな課題であった在庫コストを大きく削減することができる。3Dプリンティング技術ならではの利点を活かしたサービスで、クリックひとつで必要なパーツの製造を注文できる。これはイギリス国内の企業だけの限定サービスであるが、今後のグローバル展開を期待したい。

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ワブテック、24時間以内に世界中に出荷できる国際空港近隣に3Dプリンティングセンターを開設

アメリカの鉄道車両メーカーのWabtec Corporation(以下、ワブテック)が、ピッツバーグ国際空港近隣に3Dプリンティングセンターを開設した。ピッツバーグ国際空港イノベーションキャンパス内に設置された施設は広さ1021平方メートルで、SLM800などハイエンド3Dプリンターが導入されている。施設では貨物車両のブレーキ用部品やヒートシンクなどが製造される予定だ。3Dプリンティングセンター開設の目的は、製造時間を最大80%削減し、2025年までに25,000点の量産するというワブテックのミッションを達成するための製造・販売強化である。

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新製品開発、業務用の大型造形技術が進化

Massivit 3D、新・大型3Dプリンター「Massivit 5000ウルトラ」をリリース

イスラエルの大型3DプリンターメーカーのMassivit 3Dが、大型3Dプリンター「Massivit 5000ウルトラ」をリリースしたことを発表。Massivit 5000は、造形サイズ1450 x 1110 x 1800mmの大型3Dプリンターで、主に自動車、造船、鉄道などの産業ユーザーによる利用を想定。従来のシリーズよりも、スループットが最大で30倍に進化している。また、2つあるプリントヘッドにカメラを向ける新しい自動プリンティング監視システムが付属し、造形の途中でレイヤーの高さやパーツの解像度などの印刷パラメータをリアルタイムで変更し、必要に応じて造形速度と品質の両方を最適化することが可能となる。

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CEAD、進化した大型複合材用のロボットエクストルーダーを開発

オランダに拠点を置く大規模な3Dプリンターと複合材料に注力してきたCEADは、新しい大型複合材用積層造形装置「E50」ロボットエクストルーダーを発表した。2年以上前にリリースされた「E25(最大出力12kg/hr)」の後継機に当たるモデルである。従来の「E25」で使える機能はそのままに、材料搬送装置、取り付けブラケット、シーメンス社製PLCベースの制御装置が標準で付属しており、アナログ(0-10v)とデジタル(0-24v)の2つの信号で制御することが可能なことが特徴だ。また、造形サイズのカスタマイズが可能で、長さ6~50メートル、幅2.6~11メートル、高さ1.5~5メートルなど大型プリントすることができるなどより製造の自由度があがり、ユーザーの要望に合わせて進化させている。

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3Dプリンターで取り組む環境問題

SDGsに貢献する環境に優しい3Dプリンター積層造形プロセス-Forust

金属3Dプリンタメーカーの米Desktop Metalは、2021年5月6日、木材の3Dプリンティングツール「Forust(フォラスト)」を買収し、自社の新たな製造プロセスとしてリサイクル可能な製造を実現する新しい積層造形プロセス「Forust™」を製品ラインに加えたことを発表した。Forustは、木製品を製造する過程で発生するおがくず(木くず)を再利用し、ラグジュアリーな木製品をカスタム製造する世界で初めてのアディティブ・マニュファクチュアリング(積層技術)だ。材料は廃棄するおがくずを使用することで環境被害や、森林破壊の削減を実現。実際に作られた製品は研磨や仕げを施すことも可能で一般的な木製品と見分けがつかないほどの仕上がりだ。3Dプリンターならではの複雑で多様なデザインにも活用できるこの技術の可能性は無限だ。

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