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ShareLab NEWSハイライト記事ー2021年8月16日~8月27日

毎日こまめに3Dプリンター関連のニュースを追いかけるには、時間と労力が必要だ。
そこでShareLab NEWS編集部が直近2週間の主要ニュースをハイライト記事としてまとめて皆様にお届け!

今回は8月16日~8月27日のハイライト記事を一覧で紹介。
NASAが進める火星移住計画に採用された火星の過酷な環境でも耐えうる3Dプリンター住居や、ドイツ発の3Dプリンター住居、ドバイでの研究施設設立などなど建設業界での活用が進んでいる。3Dプリンターが多様な材料に扱えるように進化したことから周辺環境に対応した建築が進んでいるのだろう。また、オーストラリア海軍の船舶部品・エコ自転車・ランニングシューズなど3Dプリンターの特徴を活かした海外の注目事例が多く発表された。

また、直近の3Dプリンターイベント情報も記載しているので3Dプリンター業界の最新動向を逃さずチェックしてほしい。

【建設・船舶業界で進む3Dプリンター活用】

【建設】NASAの火星移住計画には3Dプリンター住居が!独創的なその仕組みと設計に迫る

米NASA(アメリカ航空宇宙局)が進める火星移住計画の前準備として、火星環境を模した居住実験が行われる。居住施設の建設には、火星の土を原材料に用いる建設用3Dプリンター「Vulcan」(ヴァルカン)が用いられた。

建設を請け負ったのは、建設用3Dプリント専門企業の ICON 。火星の土と水、何種類かの薬剤を混ぜることで “lavacrete” というセメントを作り出し、建材とすることで、火星表面の激しい温度の変化(マイナス140℃から20℃)と強烈な放射線(地球の5000倍)に耐え得る住居が建設できると言われている。NASAが2024年の達成を目標に取り組んでいるプロジェクトが、有人月面着陸計画「アルテミス計画」だ。NASAは本プロジェクトの成功を足がかりに、その先の火星到達を目指したい考えだ。

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【建設】世界初の3Dプリンターによる研究施設がUAEに誕生 | 日本と世界の市場規模を比較

ドバイ政府は、ドバイの首長であるシェイク・モハメド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム氏が掲げる、他の都市よりも10年先を行くグローバルリーダーになることを目標に掲げた「ドバイ10Xプロジェクト」の一環として、3Dプリント技術で建設された世界初の研究施設を設立した。

施設内にはMarkforged社の「Metal X」3Dプリンターが設置されており、発電や送電、配電部門の試作品やスペアパーツの生産、在庫品のデジタル化支援など 低コストでの運用とリードタイムの削減、さらに業務の効率化と生産性の向上を目的に活用される。さらにはAM(アディティブ・マニュファクチャリング)の技術的ソリューションやトレーニング、知識の共有、研究開発の促進に役立てられる。

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【建設】ドイツ西部で同国初の3Dプリンター住宅が完成

 

ドイツ西部の都市ベックムで、同国初となる3Dプリンターによって建築された2階建て住宅が先ごろ完成した。建物の敷地面積は160平方メートル。この3Dプリンター住宅建設は、ドイツ内のノルトライン・ウェストファーレン州政府による試験的なプロジェクトで、主導しているのは建設・内務・市政平等大臣の Ina Scharrenbach 氏。

使用された3Dプリンターは、ヨーロッパで最初の3Dプリンティング建造物を担当したデンマークのCOBOD社製の「BOD2」だ。同社のドイツ流通パートナーであるPERI社により、ベックムにて3Dプリンター住宅が建てられることとなった。

【船舶】オーストラリア海軍 フリゲート艦の船舶部品を3Dプリンターで製造

オーストラリアの金属3Dプリンターメーカーである Aurora Labs (以下、オーロラ ラボ)は、イギリスの国防・情報セキュリティ・航空宇宙関連企業 BAE Systems(以下、BAEシステムズ)のオーストラリア支社である BAE Systems Maritime Australia とパートナーシップを結び、同社の金属3Dプリンター技術を用いてステンレス製の海洋部品の試作を行うことを発表した。

HCFPプロジェクトにおいて、3Dプリント技術の技術的および商業的な実現性を証明することを目的とし、オーストラリア海軍のフリゲート艦9隻の建造に必要なステンレス製の3Dプリント部品を製造。このプログラムは連邦政府が1830億ドルを投じて進める海軍造船計画の礎となるもので、オーストラリアで70隻以上の海軍艦艇を建造する予定とのこと。

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【3Dプリンターの特徴を活かした海外の注目事例】

3Dプリンターでプラスチック廃棄物をリサイクルした電動自転車を製造

オーストリアのデザインスタジオ EOOS は、ポリマー廃棄物をリサイクルしユニークな電動自輪車「Zero-Emissions Utility Vehicle」(ZUV)を開発した。その開発には3Dプリンター技術が活用され、高いデザイン性と軽量化を実現している。

スーパーマーケットで廃棄される使用済みプラスチックを再利用してつくられており、環境に優しい自輪車として生まれ変わらせている。環境に優しいのは材料だけではない。軽量化を実現したデザイン技術を活用することで、耐用年数を迎えた後は解体してその残骸から新たなユーティリティービークルを作り上げることも可能となり、環境に優しい製造ループを作り出すことができると考えられている。製造コスト削減以外にも、今後は環境問題への解決策として3Dプリンターを活用する例は増えていくだろう。

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アスリートデータ×3Dプリンターから生まれたadidasのランニングシューズ「4DFWD」

ドイツのスポーツブランド adidas(アディダス)と3Dプリント技術のスタートアップ企業 Carbonは、3Dプリント技術を用いて共同開発した新たなランニングシューズ “4DFWD” を発表した。

東京オリンピック2020では、アディダスのランニングシューズ “4DFWD” を着用した選手が表彰台に立っている。3Dプリント技術が用いられているのは、「ミッドソール」部分である。ランニングシューズが接地する部分を「アウトソール」、靴の中敷きを「インソール」と呼ぶが、ミッドソールはそれらの中間にある。着地の際の力を分散させて衝撃を吸収、使用者の負担を軽減することが主な目的である。

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[3Dプリンター関連の最新イベント情報】

都内開催予定だったFormnext Forum Tokyo 2021がオンラインセミナー開催に変更

2021年9月28日(木)から29日(金)の2日間、東京都立産業貿易センター 浜松町館での開催を予定していた「Formnext Forum Tokyo 2021」が、同じ開催日程でオンラインセミナーとして開催することを発表した。

本決定に関して事務局では、新型コロナウイルスの急激な感染再拡大のなかで、本イベントの出展者、来場者および関係者の健康と安全面を最優先に考えた結果、オンラインでの開催という判断となったことを発表した。今後の詳細情報については公式サイトにて発表される予定。

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オンラインイベント”DfAM 及び3D-CAD活用の最前線”参加レポート

近畿経済産業局共催のオンラインイベント“DfAM 及び3D-CAD活用の最前線”にシェアラボニュース編集部が参加した。さまざまな業界で3Dプリンターの活用が進むなか、特に金属3Dプリンターは量産化に向けて活性化をはかり 3Dプリンターを最大限生かすための設計が注目されている。今回のイベントは、トヨタの事例を含めた9社のDfAMの重要性を伝える内容となっている。

本参加レポートでは、特に印象的だった各社のDfAMの最新の活用事例をかいつまんでお伝えする。トヨタの事例のみ「オンラインイベントのみでの発表」ということでレポートを控えるが、今後AM活用を促進し、DfAM導入を検討している方にはぜひご覧いただきたい。

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【2021年~2022年】世界の3Dプリンターイベント総まとめ

新型コロナウイルスの影響で延期されていたイベントなどがオンライン開催や感染予防対策を徹底しながら開催準備を進めている。3Dプリンターの最新情報をさまざまな角度からチェックできるShareLab NEWS編集部おすすめの国内外のイベントを紹介。

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