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【長野】デジタルファブリケーション技術を知ることのできる企画展「デジファブパーク」

デジタルなモノづくりを体感できるイベントが長野で開催される。3Dプリンターなどのデジファブ技術を遊んで学ぶ、初の企画展だ。
長野県の佐久市子ども未来館では、2022年9月4日(日)まで、デジタルファブリケーション技術を知ることのできる、ひと夏だけの公園「デジファブパーク」が開催される。この企画展のためにつくった特製の遊具や展示を通じて、デジタルものづくりを体験しながら楽しく学ぶことのできる。

デジタルファブリケーションを体感できる展示

「ないものは自分でつくろう!」そんな気持ちを行動に移すのが、デジタルファブリケーションだが、まだ概念が先行している側面もある。あと10年、20年後には、普段使いされている技術と目されているが、この展示には、デジファブを体験できるさまざまな遊具を通じて、こどもたちに体験してもらおうという意図がある。コンピューターでデザインしたデジタルデータをつかって、3Dプリンターやレーザーカッターという装置を実際に動かす体験は貴重な体験になるだろう。企画展示室の入口そばにある木製の山々は、大型CNCルーターで切り出したパーツを組み合わせたもの。ここでは子供たちが自由に3Dプリンター製のブロックを積み上げ、参加できるということだ。このほか、電車などの乗り物も3Dプリンターで造形されたものが配置されているという。

遠隔で製造を行う3Dプリンターも設置

会場には3Dプリンターが4台並んでおり、今遊んでいるブロックがどのようにできていくのか「コツコツと作っている様子」を見て知ることができるそうだ。このプリンターは遠隔操作でウェブ上から管理されているということで、見守りカメラでプリントの状況も確認しつつ、安全に遠隔3Dプリントができるよう設計されているそうだ。

長野県での開催だが、こうしたモノづくりを子供たちに体験させる取り組みは、日本全国で始まっている。携帯電話がうまれ普及したように、デジタルなモノづくりや3Dプリンターも、普段使いされる環境になっていくのだろうか。子供と一緒に考えてみるのも面白いかもしれない。

名称 デジファブパーク
公式URL http://kodomomiraikan.jp/publics/index/247/#page-content
主催 企画・制作:株式会社デジタルファブリケーション協会
デザイン:株式会社NDCグラフィックス,行為資源開発
展示協力:ファブラボみなとみらい[神奈川大学],ファブラボ品川,
株式会社イリス,インスタリム株式会社,マテリアライズジャパン株式会社,
株式会社ミマキエンジニアリング
製作協力:ファブラボみなとみらい[神奈川大学],@Aldebaran_faber
開催期間 2022年7月23日~9月4日
会場 佐久市こども未来館
〒385-0022 長野県佐久市岩村田1931-1 Tel. 0267-67-2001

 

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