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3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開

先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開」と題するセミナーを、 講師に松崎 亮介 氏(東京理科大学 理工学部 機械工学科 准教授)をお迎えし、2019年9月26日(木)10:30より、 『ちよだプラットフォームスクエア』5階501会議室(千代田区錦町)で開催いたします。 受講料は、 一般:54,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:48,000円(税込)、 アカデミック価格は25,000円となっております(資料付)。

1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開
開催日時:2019年9月26日(木)10:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア 5F 501
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
参 加 費:54,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 48,000円(税込)
* アカデミック価格は 25,000円(税込)
講 師: 松崎 亮介 氏 東京理科大学 理工学部 機械工学科 准教授

【セミナーで得られる知識】
複合材料3Dプリンターに関する世界的な研究開発動向および技術

2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト

3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開

従来の複合材料成形は熟練した職人のノウハウに頼る所が大きかった。
金型も必要とするため、短期間での多品種生産が困難だった。
一般に利用される熱可塑性樹脂積層3Dプリンターは、樹脂自体の力学的特性が低く、試作模型や玩具の製作としての利用が主体だった。
航空宇宙・自動車用途製品レベルの構造を作製できない課題がある。

自動車・航空宇宙用構造にも適用可能な高強度立体造形を目的として、連続炭素繊維をその場で樹脂と複合化し立体造形する
「炭素繊維複合材料3Dプリンター」の開発が進んでいる。
炭素繊維複合材料3Dプリンターは、以下の優れた特徴を持っており、新しい構造材料の製造方法として大きな可能性を有している。

(1) 多品種の構造強度部材をCADデータのみから容易に成形が可能であり、軽量化
が強く求められる分野の研究開発を加速できる。
(2) 繊維配向の最適化により炭素繊維の持つ卓越した力学的特性を最大限に発揮できる。
(3) ニアネットシェイプでの成形が可能であり、トリム等の2 次加工が最小限で済むため、原材料費や環境
負荷の低減にも効果的である。

これらの特徴のため、特に高強度部材が要求される航空宇宙・自動車用の構造部材の生産、アイソグリッド構造などの
従来成形が困難であった複雑形状部材の生産、多品種・高剛性・迅速な入手が要求される機械加工などのための治具、
少量多品種生産が求められる義足やアシストスーツなどの医療・介護分野といった分野に適用が進むと予想される。

また複合材料の3Dプリントが可能となれば、多品種の構造強度部材をCAD データのみから容易に成形が可能となり、
アナログであった複合材料成形を刷新する次世代複合材料デジタル成形プロセス(Composites 2.0)が実現されると予想される。

本講座では、炭素繊維複合材料3D プリンターに関わる最新技術について、その特徴、従来技術との比較、
用途展望などについて紹介する。

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