3Dプリンタ活用のご紹介　肉薄/シート製品の製造編【11/21無料ウェビナー】

システムクリエイトは2024年11月21日に薄肉/シート形状の部品を3Dプリンターや卓上真空成型機で綺麗に造形する実演セミナーをオンラインで行う。開催は無料だ。

薄肉形状は3Dプリンターが不得手な形状

品を製品開発の分野で、試作品の製造として用いられる3Dプリンターだが、あらゆるニーズや設計に応えることができるわけではない。苦手とされる形状として肉薄/シート製品が挙げられる。

1mm以下の肉薄形状でもプリントできる能力はあるが、その形状が部品全体に及んでいると造形上の手当てが必要になる。たとえばケースのような部品は、ボックス状で中空のものが多く、サポート構造物を付ける必要も出てくる。となればサポート除去作業が必要となり、除去時の破損の心配や除去が難しいでなど、多くの悩みが発生するため、造形上の手間が多く、製作を断念するという場合もでてくるかもしれない。

卓上真空成型機と3Dプリンターを組み合わせて苦手を解決

システムクリエイトは、そんな悩みを解決できる3Dプリンター活用を紹介するセミナーを2024年11月21日にオンラインで開催する。単純に3Dプリンターだけで解決するだけではなく卓上真空成型機と合わせた活用方法となるという。

セミナーの見どころとしては「ツールトレイサンプルによるデモ成型」に注目したい。3Dプリンターで作成した型を使用して、220mm×140mmのツールトレイを真空成形するということで、実機を使用した薄肉/シート製品の製造デモがオンラインで行われるということなので「どんな型なのか？」「設計は難しいのか？」「成型の操作は簡単なのか？」「仕上がりはどうか？」など、その目で確認してみてほしい。

「3Dプリンタ活用のご紹介　肉薄/シート製品の製造編」の内容

• 3Dプリンタでの薄肉/シート製品プリントについて
• 真空成形製造への3Dプリンタ活用とキーポイント
• デモ成型と完成品：ツールトレイのサンプルを使用
• デモ成型で使用した製品の紹介：卓上真空成型機「Vaquform」、Formlabs製3Dプリンタ「Form 4L」

「3Dプリンタ活用のご紹介　肉薄/シート製品の製造編」はこんな方におすすめ

• 3Dプリンタでの肉薄/シート製品の製造にお悩みの方
• 3Dプリンタの稼働率を上げいきたいとお考えの方
• これから導入検討する3Dプリンタの活用アイデアをお求めの方

開催概要

伊藤 正敏

編集／記者

2019年のシェアラボニュース創刊以来、国内AM関係者200名以上にインタビューを実施。3Dプリンティング技術と共に日本の製造業が変わる瞬間をお伝えしていきます。