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ストラタシスがF123シリーズを拡張、複合材料に対応

ストラタシスは、新たに2台の3Dプリンター、F190™CRおよびF370®CRと、新材料FDM®Nylon-CF10を発表した。(写真は3Dプリンター F190™CR、F370®CR /出典Business Wire)

AMのグローバル発展を牽引するストラタシス

ストラタシス(Stratasys Ltd., 米ミネソタ州エデンプレーリー&イスラエル・レホボト)は、世界でもトップクラスの規模を誇る3Dプリンターメーカーであり、これまでに多くの3Dプリンター、材料、ソフトウェアを世に送り出してきた。

様々な方式の3D樹脂造形を幅広く扱っているが、FDM(Fused Deposition Modeling:熱溶解堆積)方式は最も力を入れているものの1つだ。

F123シリーズと呼ばれる一連の3Dプリンターは、FDM方式を採用している。産業用グレードとシンプルな操作を両立したF123シリーズは、様々な用途に用いられてきた。

今回、新たに2台の3DプリンターがF123シリーズに追加される。同時に、F123シリーズの3Dプリンターで利用できる新素材のリリースが発表された。

開発背景:3Dプリンター F190™CR、F370®CR

F190™CR 3Dプリンター (出典:ストラタシス)

F123シリーズに新たに加わるF190™CRおよびF370®CR 3Dプリンターは、複合材料の利用を目的として設計。

カーボンファイバーを配合した複合樹脂材料は、靭性や引張強度などの高い機械的耐久性を持つため、部品や治具として用いられている。F190™CRおよびF370®CRは、複合材を活用するあらゆる場面で、これまでより優れた生産効率を生み出すことになるだろう。

F190™CRおよびF370®CRは、ユーザーの使いやすさについても従来3Dプリンターから大きく改良を施した。

統合型GrabCAD Print™ソフトウェアを内蔵し、直感的な操作でありながら、高度な造形サポート機能を提供する。

再利用可能な造形トレイ、リモートモニタリング用の内蔵カメラ、7インチのコントロールタッチスクリーンは、ユーザーの負担を軽減し、より正確な造形を可能とするだろう。

従来のF123シリーズで培ってきた周辺機器との互換性も健在だ。MTConnect規格とGrabCAD Software Development Kitは3Dプリンターを周辺機器とスムーズに接続し、機能の拡張を容易にする。

利用できる材料、可溶性サポート材のオプションの範囲も拡大した。これまでより大きな造形サイズを持つため、造形量あたりのコスト低減も実現できるだろう。

強度、剛性、熱加工性に優れる「FDM®Nylon-CF10」

FDM Nylon-CF10で製作された部品(出典:ストラタシス)

F190™CRおよびF370®CRと同時に発表されたFDM ® Nylon-CF10は、F123シリーズの3Dプリンターで利用できる複合材だ。

ナイロン単体の場合に対して1.6倍の強度、および3倍の剛性を持つFDM ® Nylon-CF10は熱加工性にも優れ、どんな形状の造形にも対応できる。

新しい複合材対応F123シリーズプリンタとFDM ® Nylon-CF10は受注を開始しており、6月下旬に出荷予定だ。

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