3Dプリンターイベント「メイカーズながおかまつり」にPrusa Researchが出展

Prusa Researchは、チェコ共和国プラハを拠点とする3Dプリンターの開発・製造企業だ。同社は2012年にJosef Prusaによって設立され、急成長を遂げ、現在では1000人以上の従業員を擁する。特に「Prusa i3」シリーズは世界的に評価が高く、3Dプリンター市場で確固たる地位を築いている。今回、同社は2025年3月1日(土)から3月2日(日)に新潟県長岡市で開催される「メイカーズながおかまつり」に出展する。
メイカーズながおかまつりとは
「メイカーズながおかまつり」は、ものづくりに興味を持つ人々が自由な発想を形にする場であり、「つくってみたい…」を「つくってみた!」に変えることを目的としたイベントである。本イベントでは、多彩なメイカーたちが創意工夫を凝らした作品を展示し、来場者がものづくりの魅力を体験できる。

Prusa Researchの出展は、地元のクリエイティブスペース「NaDeC Base」との協力によって実現した。NaDeC Baseには多数のPrusa製3Dプリンターが導入されており、ユーザー同士の交流の場として活用されている。ここでは、Prusa製プリンターを使ったイベントや講習会も定期的に開催されており、技術の普及と発展に貢献している。
Prusa Researchの出展内容

Prusa Researchは、今回のイベントで「RISC-Vマイコン搭載の光るワッペンづくり」のワークショップを実施する。本ワークショップでは、Shinkai Digital Transportが開発する回路基板を使用し、参加者が好きな色のフレームとアクリルを選び、Prusaの3Dプリンターでワッペンを制作する。これにより、3Dプリンターの活用方法や電子工作の楽しさを体験できる。
開催概要
- イベント名:メイカーズながおかまつり
- 開催日時:2025年3月1日(土)〜3月2日(日)10:00~16:00
- 会場:アオーレ長岡(新潟県長岡市大手通1-4-10)市民交流ホールAほか
- 入場料:無料
- 主催:ながおかメイカーズ・クラブ
Prusa Researchの出展ブースでは、3Dプリンターの最新技術に触れられるほか、ものづくりの楽しさを体験できるワークショップが開催される予定だ。3Dプリンターに興味がある方や、新しい技術を学びたい方にとって、貴重な機会となるだろう。
2019年のシェアラボニュース創刊以来、国内AM関係者200名以上にインタビューを実施。3Dプリンティング技術と共に日本の製造業が変わる瞬間をお伝えしていきます。