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卓上SLS方式の3Dプリンター「Lisa X」の取り扱いを開始 ― 3DPC

神奈川県に本社を置く株式会社3D Printing Corporationが、ポーランドのSinteritのSLS方式の樹脂3Dプリンター「Lisa X」の取り扱いを開始する。先行機種のLisa Proに比べ造形速度は3倍以上、最大造形可能サイズも20%以上拡大している。(画像出典:株式会社3D Printing Corporation)

株式会社3D Printing Corporationとは

株式会社3D Printing Corporation(以下、3DPC)では、3Dデータ制作や造形を社内で行い、設計・開発から、製造、後加工、品質管理まで一貫したサービスを提供する企業だ。今回取り上げるSinterit社の「Lisa X」をはじめ、金属・樹脂を併せて10種類以上の3Dプリンターを販売している。

Sinterit社のSLS方式3Dプリンタ―「Lisa Pro」と「Lisa X」

Sinterit社の粉末造形方式(SLS)3Dプリンター「Lisa pro」は、従来の大型装置を卓上サイズまで小型化し、導入コストを大幅に下げたことで世界的に人気を博した。今回3DPCが取り扱いをスタートするLisa Xは、Lisa Proよりも造形可能サイズが広がったほか、造形速度が3mm/hから14mm/hまで大幅に高速化している点が特長だ。レーザーの強度がLisa proでは5Wだったが、Lisa Xでは30Wまで増強されている。

「Lisa X」のプロモーション動画(出典:Sinterit社公式YouTube)

製造できる材料も幅広く対応しており、32種類ものパラメーターが調節可能。部品や製品をつくるにあたって、複雑な形状でもサポートレスで高品質に造形ができ期待となっている。造形スピードは1時間あたり最大14mmで、縦方向の最大造形サイズから考えると、形状によっては24時間以内に完成できる加工速度を持つ。

樹脂の粉末材料をレーザーで焼結し部品を作成するSLS方式の3Dプリンターは、「サポートレスで後加工の負担が少ない」「造形精度が高い」「材料の選択肢が幅広い」などの点から最終部品製造にも活用が可能だ。生産量は従来の大型機に劣るものの小回りが聞く生産に向いている「Lisa X」は少量生産に活用が期待できるだろう。

LisaX の造形例
LisaX の造形例(出典:PR TIMES)

造形物の後加工サービスも実施

3DPCでは、3Dプリンターで造形した部品や製品の外観並びに機械的特性を向上する「後加工」サ-ビスの提供を行っている。表面処理装置「PostPro」を使用し、べーパー・スムージング(Vapor Smoothing) と呼ばれる溶剤で表面を溶かす技術を用いているのが特徴で、射出成形部品に匹敵する滑らかな表面仕上げを実現する。そのほか、色の一貫性の担保や伸び、引っ張り、曲げの性能の向上なども期待できる。表面を完全に密閉するため、気密性、水密性を高め、液体や空気の侵入も防ぐ効果もあるという。

造形速度の向上によって、3Dプリンターを活用したものづくりがさらに普及することを期待したい。

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国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。

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