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3Dプリンター関連企業に見るTwitterでの情報発信―コロナウイルス感染拡大下において

日本でも今後の動向が気になる新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)感染拡大の影響下において、3Dプリンター関連企業は、さまざまな形で感染症対策に貢献している。特に、3Dプリンターを用いたマスクやフェイスシールドの製造、データ配布など、医療業界における貢献は目覚ましいものが見られるが、消費者とのコミュニケーションには何かしらの動きが見ることができるのではないか。

今回は、SNSの中でも、そのユーザー数と情報発信の容易さから多くの企業に活用されている「Twitter」に注目し、3Dプリンター関連企業が、消費者に対してどのような情報発信を行っているか、見ていこう。

企業ごとに異なる情報発信

ハッカソンの進捗を発信― Stratasys

世界No.1シェアを誇る工業用高性能3Dプリンタ製造メーカー、Stratasys社は、コロナウイルス患者の治療を支援するため迅速に展開可能な人工呼吸器の設計を目指すハッカソン(ソフトウェア開発分野のプログラマやグラフィックデザイナーらが集中的に作業をするソフトウェア関連プロジェクト:広い意味でソフトウェアのエンジニアリングを指す“ハック”(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた米IT業界発祥の造語 )「CoVent-19 Challenge」 を始めた。

このチャレンジは、StratasysのGrabCADプラットフォーム上で開催され、GrabCADに登録するデザイナーやエンジニアからアイディアを募集。8週間にわたって、現在直面している感染拡大に対応できる人工呼吸器のデザインを考え出すことを目標としている。

在宅勤務の様子を発信―3D Systems Corporation

3D Systems Corporation社(以下、3D Systems )と言えばアメリカ、サウスカロライナ州に本社を構え、3Dプリンター業界を牽引し続けてきた世界的なリーディングカンパニーだ。そんなAM業界の巨人とも言える3D SystemsのTwitter公式アカウントを覗いてみたところ、意外にも柔らかな情報発信が目立っていた。

ツイートでは、#WFH(Work From Home:在宅勤務)や #3DSystemsLifeのハッシュタグを用いて、社員がリモートワークしている様子を公開している。

このような投稿は、閲覧者が、「企業も在宅を推奨している中、自分も外出を控えよう」という気持ちを起こさせると共に、社員に在宅勤務させているコロナ対策に積極的に取り組む企業である、という社会貢献の姿勢を世の中にアピールできる効果もある。このような投稿は、求職者にとっても有効な投稿ではないだろうか。

支援の様子をリアルタイムで公開―JAGUAR LAND ROVER

3Dプリンターが本業ではないものの、イギリスに本社を置く自動車メーカー、JAGUAR LAND ROVER社も、AM技術を用いて活発な動きを見せていることをご存知だろうか。緊急対応組織の活動を支援するために世界中で160台以上の車両を配備したり、英国政府と緊密に協力しているのである。

そんなJAGUAR LAND ROVERだが Twitterにおいても、自社の支援の様子を精力的に伝えている。以下は、 3Dプリント技術で生産したフェイスシールドをNHS(イギリスの国営医療サービス事業 )に配送している様子だ。

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企業ごとに支援の仕方が異なるのと同様に、情報発信の仕方も異なることがご覧いただけたのではないだろうか。今回はこのような状況下において、良いサービスを提供するだけでなく、消費者とのコミュニケーションにも力を入れている企業にフォーカスしてお届けさせて頂いた。ShareLab編集部は、今後もデジタルものづくりをさまざまな角度から全力でお伝えしていく。

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