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スーパーコンピューター富岳の研究成果を基に開発した飲食用フェイスシールドの設計情報公開

凸版印刷株式会社(以下 凸版印刷)とサントリー酒類株式会社(以下 サントリー酒類)、理化学研究所(以下 理研)の3社協働で、飲食店における感染拡大防止のためスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」の研究成果を基に開発した「飲食用フェイスシールド」のオープンデータ化を発表した。
(写真:フェイスシールド完成予想図 凸版印刷公式サイトより引用)

今回は3社の研究背景・進捗や、他社のフェイスシールドの取り組みについてご紹介したい。

研究の背景・進捗

開発した飲食用フェイスシールドのオープンデータ化

2020年6月上旬から理研、サントリー酒類、凸版印刷株の3社は、飲食店における新型コロナウイルス感染症拡大防止に協働して取り組みを開始。2021年度の共用開始を目指し開発・整備を進めるスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」を用いて「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」について研究開発を実施。2020年10月にその研究成果の一部を活用し、フェイスシールドの開発、飲食店での実証実験を行った。

今回、その「飲食用フェイスシールド」の設計情報を新型コロナウイルス感染症の克服に貢献するため、オープンデータ化することを発表した。それにより、3Dプリンターでの生産も可能に。

飲食用フェイスシールドの特長

 ・メガネ型にすることで、誰でも直感的に装着可能
 ・飲食時はワンタッチで口元のシールド部分を開閉可能
 ・「富岳」による検証結果を踏まえた、お椀型のシールド構造

フェイスシールド完成予想図(引用:凸版印刷ダウンロード画面より)

理研のスーパーコンピュータ「富岳」による、新型コロナウイルス飛沫感染シミュレーションの研究成果をもとに、「おわん型」の形状にしている点が特徴。今後も富岳を活用し科学的知見データをもとに、サントリー・凸版が実用化に向けて協働を続け、サントリーマーケティング&コマース株式会社が運用する「飲食店用品.jp」にて今月21日に完成品の販売を予定している。

その他、3Dプリンターを用いたフェイスシールド事例の紹介

以前より、ShareLabでもフェイスシールドについての記事を取り上げているが、中でも人気だった記事を3つご紹介したい。今回、飲食に特化したデザインが特徴だったが、他社ではファッションとしてのデザインにこだわったものや、海外の事例まで幅広くご紹介しているのでぜひご覧いただきたい。

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