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企業向け3Dプリンターのレンタル・リースを解説

業務用3Dプリンターを購入して利用する場合、かなりの購入資金が必要です。資金の負担を減らす方法として、レンタルやリースを利用して業務用3Dプリンターを導入する方法があります。そもそもレンタルとリースは何が違うのか、3Dプリンターをレンタル、リースを利用するメリット・デメリットについて解説します。

3Dプリンターレンタル・リース

レンタルとリースの違い

レンタルとリースは製品を借りて利用するという点では同じです。大きな違いは、レンタルはレンタル会社が所有している製品を貸し出す契約形態であり、リースはリース会社が利用者の代わりに製品を購入して貸し出す契約形態である点です。月額の費用はリースの方がレンタルよりも割安になり、最新の製品を使用することができます。

契約期間は、レンタルは1ヶ月程度からの短期での契約になります。リースは10年のように中長期の契約となり、基本的に途中での解約ができません。保守、修繕の義務については、リースでは利用者が負うことになりますが、レンタルはレンタル会社が負います。以下に違いをまとめます。

項目レンタルリース
契約期間短期中長期
対象物件レンタル会社の所有する製品を賃借
(基本的に中古)
利用者の希望する製品をリース会社が購入して賃借
(新品)
中途解約可能原則的に不可
物件の所有権レンタル会社リース会社
保守・修繕の義務レンタル会社利用者
料金体系期間単位の一定料金製品価格×リース料率
月額料金リースよりも割高レンタルよりも割安
契約終了後の取扱いレンタル会社へ返却リース会社へ返却、または再リース契約による延長

3Dプリンターレンタルについて

契約期間

レンタルは1ヶ月程度からの短期間での契約が基本です。2週間程度のより短期でのレンタルが可能なレンタルサービスもあります。

維持費

レンタルでは保守・修繕の義務はレンタル会社が負います。通常の使用であれば、レンタル料金以外には消耗品や電気代などの費用が発生します。

価格・相場

レンタル価格は、機種や期間、レンタル会社により異なります。1ヶ月あたり、2~3万円程度から5万円を超えるものまでありますので、詳細はレンタル会社のホームページや問い合わせ窓口で確認してください。

レンタルサービス利用の流れ

利用までの流れはレンタル会社により多少異なります。おおよその流れとしては、まず、レンタル会社のサイトなどからに必要事項を記入して問い合わせ、見積もりを行います。付帯設備なども含めたレンタルにかかる費用や契約条件、設置に必要な設備類などをしっかりと確認します。

内容に問題がなければ契約を行い、レンタル希望開始日にレンタル品を受け取ります。設置場所の事前工事が必要な場合があるので、事前工事期間も考慮した受渡日を設定してください。レンタル終了後は、レンタル会社に速やかに返却します。

業務用3Dプリンターをレンタルするメリット

業務用3Dプリンターをレンタル利用する一番のメリットは、短期間での使用が可能なことです。本格導入前のテストや、研究開発での短期間の使用、不足設備の一時的追加など、必要なときに必要な期間だけ使用することができます。また、保守・修繕の義務はレンタル会社が負うため、保守・修繕にかかわる維持費はレンタル会社が負担してくれます。さらに固定資産として計上する必要がないため、管理負担も減るというメリットも。新たに購入して導入するよりも、期間あたりの費用を低く抑えることができます。

業務用3Dプリンターをレンタルするデメリット

レンタル会社の所有する製品を借りることになるので、基本的に中古の製品を使用することになります。発売から間もない製品もレンタル製品として用意されていることも多く、最新のものを使用できる場合もありますが、製品の選択肢が比較的少なくなります。

3Dプリンター リースについて

契約期間

リースの契約期間は、数年から10年などの中長期契約が基本になり、途中での解約ができません。

維持費

月々のリース料はレンタルと比較して割安ですが、保守・修繕の義務は利用者が負うので、保守・修繕にかかわる維持費が発生します。

メリット

業務用3Dプリンターをリースで使用するメリットは、購入と比較して初期費用を少なく抑えることができる点です。希望する最新の機種を使用できるうえ、耐用年数に合わせたリース期間を設定すれば、リース期間満了時に更新して最新の機種に変更することも可能です。設備の陳腐化を避けることができます。また、購入した場合には減価償却分のみが損金となり、全額を経費扱いにはできませんが、リースでは毎月のリース料全額を経費扱いにできます。利用部署単位でリース費用を按分することで、部署単位の予算を圧迫することも避けられます。

デメリット

リースでは保守・修繕の義務を利用者が負うので、メンテナンス費が発生します。月々のリース料はレンタルよりも安く抑えられますが、基本的に途中での解約ができないので、長期での使用が前提となります。

レンタルやリースを利用する際の注意点

レンタルやリースで業務用3Dプリンターを利用する際に注意する点がいくつかあります。まず、大型の業務用3Dプリンターを利用する場合は、電源や床の補強などの事前工事が必要になります。造形方式によっては、水設備や空調設備の工事も必要です。搬入経路も確保しておく必要があります。どのような設備が必要なのか、事前によく確認しておくことが必要です。

次に、故障時の対応や消耗品の供給についても確認して注意しておく必要があります。レンタルの場合、保守・修繕の義務はレンタル会社が負いますが、保守体制がしっかりしていなければ、突然の故障にすぐに対応してもらえません。消耗品についても、特殊なものを使用している場合は、納品に時間がかからないか、供給体制の確認も必要です。


まとめ

レンタル、リースを活用すれば、初期費用を抑えて業務用3Dプリンターを導入することができます。購入や出力サービスを利用する以外の3Dプリンターの利用方法として、導入の際に一度検討してみることをオススメします。

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