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70億ドルに達する?!市場拡大の一途を辿る歯科用3Dプリンティング市場

歯科領域で3Dプリンティング技術を活用する動きが拡大している。
コロナの影響により自宅で過ごす時間が増えている中、自分を見つめ直す機会も増えている。そのような状況下において、歯の健康や歯並びのことが見直されているのは以前お伝えした通りだ。

今回は、世界の市場に関する情報とコンサルティングサービスを提供する組織であるCoherent Market Insightsのレポートをご紹介する。同社レポートによると世界の歯科用ラピッドプロトタイピングシステム市場は、2020年に18億2490万米ドルに達すると推定され、今後7年間を通して21.8%のCAGR(年平均成長率)で、2027年には約70億の市場規模になると予想している。

市場拡大の背景

世界の歯科用ラピッドプロトタイピングシステム市場は、主要プレイヤーによる製品発売や戦略的なコラボレーションにより、大きな成長が見込まれている。以下、協業や新製品の発売および買収の切り口からご紹介する。

協業や新製品の発売―Carbon, Kulzerなど

例えば昨年の1月、Dentsply SironaCarbonは、カーボンの3Dプリンティングデジタルソリューションを用いて革新的な義歯材料を提供することを目的とし、協業を締結した。

また2017年7月には、ドイツのCAD会社Kulzerが歯科技工所向けの3Dプリンター「cara Print 4.0」を発売した。同3Dプリンターは、歯科技工所向けの幅広い歯科用器具を印刷できるとされている。同社は今後永久補綴物や一時的な補綴物だけでなく、歯科模型や義歯のラピッドプロトタイプの製作にも対応できるよう、追加の材料を提供していくとしている。

買収活動―3D Systems, Dentsply Sironaなど

主要プレイヤーは市場での競争力維持のために、買収活動も活発な動きを見せている。

2017年1月には、3D Systems CorporationがNextDentとVertexのブランドで歯科用材料を提供するVertex-Global Holding B.Vを買収した。NextDentの先進的な3Dプリンティング材料と、3Dシステムズが持つ巨大なプラットフォームにより、デジタル歯科業界に新たな足がかりを提供している。
また2018年3月には、先程ご紹介したDentsply Sironaが3D技術ソリューションを提供するOraMetrixを買収した。

今後、市場の伸びが特に予想される注目の地域とは?

また同社は、北米に注目しており、同地域が新規製品の発売により、世界の歯科用ラピッドプロトタイピングシステム市場で最も有利な地域になると予想している。

例えば昨年の1月、アメリカに本社を置くFormlabsはラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で、歯科用補綴物だけでなく、ラピッドプロトタイピング用のレジンの発売を発表するなど先進的な動きを見せている。

関連情報

シェアラボ編集部

3Dプリンタ―の”先進っぽさ”を感じさせる作りに男心をくすぐられる毎日。さまざまな業界にて活用されるアディティブ・マニュファクチャリングの今をお届けします!最近のニュースは、鳥を飼い始めたこと。

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