マークフォージド、ものづくりセミナーを東京・名古屋で開催
マークフォージド・ジャパン株式会社(東京都中央区)は2024年1月30日、「マークフォージド ものづくりセミナー」を、2月14日に東京、2月16日に名古屋で開催すると発表した。参加費は無料。
セミナーでは、参加企業が最新のハードウェアとソフトウェア、素材をIT技術で統合し、3Dプリント技術を駆使することで、日本のものづくりをさらに進化させ、サプライチェーンのさまざまな課題を解決するきっかけとすることを目指す。(上部画像はプレスリリースより/出典:マークフォージド・ジャパン社)
マークフォージド社ものづくりセミナーの内容
セミナーにはアメリカMarkforged本社の新製品及びプラットフォーム統括ディレクターのトリップ・バード氏が登壇する。
自社開発した、耐熱性に優れたスーパーエンジニアプラスチックのPEKK素材「VEGA」と、世界の実在庫や物流の現状解説から、必要なモノを、必要な時と場所で製造できる「分散型ものづくり」を実現するソフトウェア「Digital Source」の技術説明と活用事例の紹介が行われる。
また、昨年末に欧米で発表した、新型カーボンファイバー3Dプリンター「FX10」が日本で初めて実機展示される。「FX10」の特徴や性能については、過去にShareLab NEWSで詳しく取り上げているので、以下のリンクからご確認いただきたい。
さらに、今回のセミナーでは、3Dプリントの初級・中級者向けに、第一部にベーシック・セクションが設けられている。3Dプリントの基礎から市場&技術のトレンド、そしてマークフォージド社のカーボンファイバー、及びメタルバインダージェット式及びメタルフィラメント式の金属3Dプリンターなど、既存の製品群の説明なども行われる。
すでに3Dプリントについて熟知している場合は、二部のメイン・セッションからのみの参加も可能だ。
セミナーの日時・場所
第一部: ベーシック・セッション(13:00開場、13:30より)〜初級・中級〜
- 3Dプリンティングの基礎と世界のトレンド
- 樹脂・コンポジット(カーボン)3Dプリンターとソフトウェア
- 金属3Dプリンター:レーザー・電子ビーム・フィラメント・バインダージェット式
発表者:マークフォージド・ジャパン株式会社
代表取締役社長 トーマス・パン(日本語講演)
シニア・アプリケーション・エンジニア 奥野仁孝
第二部:メイン・セッション(新製品)(15:00より)〜ユーザー・上級〜
- カーボンファイバー3Dプリンタ「FX10」の紹介
- FX20用のスーパーエンプラ素材「VEGA」の紹介
- 「分散型ものづくり」を可能にする「Digital Source」の紹介
- 在庫レス、「分散型ものづくり」のメリット
- 活用事例の紹介
発表者:(米)Markforged, Inc.
プロダクト&プラットフォーム統括ディレクター トリップ・バード
※英語の場合は、日本語の逐次通訳が提供される。
参加費:無料
参加登録は https://form.run/@markforged-seminar2024
東京講演日程:2月14日(水)13:00開場(13:30-16:30まで)
会場: TKPガーデンシティPREMIUM品川 5F ホール5A
〒108-0074 東京都港区高輪4-11-16 京急第11ビル 5階
名古屋講演日程:2月16日(金)13:00開場(13:30-16:30まで)
会場:TKPガーデンシティPREMIUM名駅西口 3Fアルタイル
〒453-0014 愛知県名古屋市中村区則武1丁目6−3 ベルヴュオフィス名古屋
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