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市指定有形文化財の3Dデータと3D造形レプリカを作製 ― 大阪電気通信大

3Dプリンターで作製した実物大レプリカ

大阪府寝屋川市と四條畷市にキャンバスを構える大阪電気通信大学が、四條畷市の指定有形文化財の3Dデータと3D造形レプリカを作製。市に対して2024年1月10日に贈呈式を開催する。これらのデータとレプリカは、市内の学校における学習での活用や、Web展示などへの活用が期待されている。(上部画像は3Dプリンターで作製した実物大レプリカ/出典:大阪電気通信大学)

撮影した3Dデータをもとに、3Dプリンターで実物大レプリカを作製

今回、作製されたのは、四條畷市が指定有形文化財としている子馬形埴輪と馬形埴輪の3Dデータと、子馬形埴輪の3D造形レプリカだ。データとレプリカは、大阪電気通信大学のゲーム&メディア学科の原久子 氏の班の学生らが授業で作製したものが四條畷市に贈呈される。

同大学の総合情報学部デジタルゲーム学科とゲーム&メディア学科では、実際に企業や地方自治体などから与えられた課題を解決していく授業「社会プロジェクト実習」が実施されてきた。

子馬形埴輪と馬形埴輪の3Dデータやレプリカは、四條畷市の教育委員会をクライアントとする社会プロジェクト実習の一環として作製されたもので、撮影した3Dデータをもとに、同大学、3D造形先端加工センターの3Dプリンターで子馬形埴輪の実物大レプリカが造形された。

3Dデータ
子馬形埴輪と馬形埴輪の3Dデータ(出典:大阪電気通信大学)


これまでも原久子 氏の班では、四條畷市教育委員会をクライアントとして、飯盛城跡、資料館の紹介動画制作、SNSでの発信、SNSを用いたイベント実施、四條畷市に伝わる龍伝説にまつわるリーフレット作成、文化財の3Dデータ撮影と3D造形制作といった活動を進めてきたという。

希少な文化財が抱える課題を3Dプリントで解決

大阪府四條畷市は日本でも早い段階で馬の飼育が行われた場所とされ、歴史的な遺跡や古墳などが多い。

全国的にも珍しく希少なため、四條畷市の市指定有形文化財となった子馬形埴輪と馬形埴輪も発掘されている。その希少性から、近年では、さまざまな国内外の展示に貸し出しの依頼があり、四條畷市立歴史民俗資料館で実物を観覧できる日が少なくなっていたという課題があった。

作成した子馬形埴輪レプリカ(彩色後)
作製された子馬形埴輪レプリカ(彩色後)(出典:大阪電気通信大学)

今回は、社会プロジェクト実習として、この課題解決のために子馬形埴輪の3D実物大造形レプリカ、同埴輪と馬形埴輪の3Dデータが作製された。

今後は市内の学校における学習での活用、Web上でのヴァーチャルミュージアムでの展示などに活用される見込みだ。

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今回のニュースに関連するものとして、これまでShareLab NEWSが発表してきた記事の中から3つピックアップして紹介する。ぜひあわせてご覧いただきたい。

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