STEAM教育を支えるデジタルファブリケーション技術の実践事例を展示
株式会社デジタルファブリケーション協会は、ローランドディー.ジー.株式会社と協力し、東京で開催されたEDIX(総合教育展)にて、STEAM教育を支えるデジタルファブリケーション技術の実践事例を発表した。3Dプリンターや3Dスキャナーなどのデジタルファブリケーション機器が紹介され、教育現場での具体的な応用が提示された。(上部画像は「第15回EDIX(総合教育展)東京」出典:株式会社デジタルファブリケーション協会)
デジタルファブリケーション技術の展示概要
今回の展示は、教育者や学生に デジタルファブリケーション技術が提供する学習方法の可能性を示すものであり、実際の授業で使用される機器のデモンストレーションも行われた。デジタルファブリケーション技術が提供する学習方法は、教育現場における創造性と探究心を育成するための重要なツールとなるだろう。
展示された機器には、UVプリンター、3Dスキャナー、レーザーカッター、3Dプリンターが含まれている。これらの機器はSTEAM教育の現場でどのように利用されるか、具体的な使用例とともに紹介された。各機器の技術的特徴と、教育への適用可能性についても詳述される。特にUVプリンターと3Dスキャナーは、実物のモデルを忠実に再現し、学生たちの理解を深めるために効果的である。
展示の反響と教育現場での影響
展示会を通じて、デジタルファブリケーション技術が教育分野にもたらす影響についての理解を深める。参加した教育者からのフィードバックや、学生たちのリアルな声を通じて、今後の教育現場にどのように統合されていくかの展望が語られる。具体的には、学生たちが自ら設計から製造まで一貫して関与するプロジェクトが増え、問題解決能力や批判的思考力の向上が期待される。
株式会社デジタルファブリケーション協会
株式会社デジタルファブリケーション協会は、デジタル製造技術の普及と発展を支援するために設立された組織だ。デジタルファブリケーション技術、特に3Dプリント、レーザーカッター、CNCルーターなどを利用した製造技術に関する研究、教育、普及活動を行っている。
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