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EXTRABOLD社が新大型3Dプリンターを発表。家具などの造形も可能に

株式会社EXTRABOLD(以下、EXTRABOLD社)は大型3Dプリンターシリーズの最新型「EXF-12」を発表した。今回、ShareLab(シェアラボ)編集部は今後あらゆる場で、我々の生活を支えていくであろうEXF-12について紹介させていただく。

家具などの大型パーツの造形を実現、安定性と精度も向上

EXTRABOLD社は前機種「EXF-10」の構造や機構を大幅に見直すことで、最大造形サイズをさらに大きくすることに成功。自動車や建築資材、家具などを始めとする大物パーツの実部品や試作品の造形を可能にした。

最大造形サイズは1700×1300×1020mm

また、新機種では樹脂ペレットの使用を可能とするFFF(熱融解積層)方式のプリントヘッドを2つ備えたデュアルヘッドを採用。スクリューの大型化を実現したことで、前機種よりも吐出量を大きく安定した出力を実現させている。

15kg/h(換算値)の吐出量を実現

非常事態や災害の場でも活用が可能

EXTRABOLD社は、いま世界中でさまざまな被害を及ぼしている新型コロナウイルス(COVID-19)への支援として、大阪大学プロジェクトENGINEによる「3Dプリントフェイスシールドプロジェクト」に協力し、EXF-12を提供している。1時間で40個のフェイスシールドのフレームを製造した。仮にフル稼働した場合、一日200~300個の程度の造形が可能であるという。

以前取り上げさせていただいた、B´full社が手掛ける「コロナ対策用ドアオープナー」のように、世の中の非常事態に迅速に対応するEXTRABOLD社にも、ShareLab編集部として改めて敬意を表したい。

3Dプリンターで製造したフェイスシールド

また、EXF-12は、国内輸送で一般的な12ftコンテナへの設置を前提に設計されているため、陸路、航路問わず輸送が可能である。災害時には、被災地や避難所などの近くに移設し、身の回りに必要な家具や日用品などの造形が迅速に行える。

12ftコンテナへの設置を前提に設計
非常時に、椅子やベッドなど、さまざまな用途に変化する仮設用モジュール

EXTRABOLD社は引き続き、細かなユーザビリティの向上に加え、リサイクル材やバイオプラスチックの採用も視野に入れた更なるアップデートを進める意思を示している。今後も注目していきたい。

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