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音響拡散体「オトノハ」を3Dプリンターで製作 ― 日本環境アメニティ

音響拡散体「オトノハ」ウェブサイト

音響・映像機器の販売とサービスを展開するヒビノグループの日本環境アメニティ株式会社が、黄金比と植物が持つ黄金角の規則を機能とデザインに活用した音響拡散体「オトノハ」を2023年10月2日より発売する。(上部画像は音響拡散体「オトノハ」ウェブサイト。出典:日本環境アメニティ株式会社)

音響反射板でワンランク上の音質へ

スピーカーや楽器演奏で聴いている音は、壁や天井などの反射音が混在している。そんな不要な反射音を抑え、クリアで心地よい音の響きと拡がりに満ちた空間を創り出すための環境整備用品が「オトノハ」だ。

良好な音環境であるためには直接音と反射音が適切なバランスであることが重要だが、平らな壁では反射音が強すぎる傾向にある。「オトノハ」は反射音を調整することで、スピーカーや楽器本来の音を聴きとりやすくし、また適度な響きのある音空間にすることを目指した音響拡散体だ。

音響拡散体「オトノハ」音の反射のシミュレーション(出典:日本環境アメニティ株式会社)
「オトノハ」の効果
「オトノハ」の効果(出典:日本環境アメニティ株式会社)

反射音を散乱させ室内の響きを調整する対策のひとつとして、音響・音楽制作のプロやオーディオ愛好家等、音響にこだわりのある人たちに活用されている音響拡散体。その認知度は低く、機能や活用方法についてはほとんど知られていない。(身近なところでは音楽室の壁を思いうかべる方もいるかもしれない)

1枚の葉を中心に、黄金比と黄金角の並びで次々と螺旋状に拡がる大小の葉を模したデザインをしている「オトノハ」は葉の成長をモチーフに、新たな発想から生まれた。スピーカーの再生や録音、楽器演奏など音にこだわりたい空間にまるでインテリアのようなスタイリッシュなフォルムが未体験の音の世界を創り出す機能性インテリアだといえるだろう。

「Container Garden」の製造に3Dプリントを使用

「オトノハ」は従来工法製のIvy wallと3Dプリント製のContainer Gardenとの2種類がある。従来工法製はABS材料、3Dプリント製はナイロンとなっている。ナイロン製の3Dプリント品は手作業で着色されているようだ。商品の注意事項として「Container gardenは3Dプリンターで制作するため若干のゆがみがありますが、製品の効果に問題はありません。また手作業による染色のため、色は若干の個体差があります。あらかじめご了承ください」と注意事項がある。

「オトノハ」の主なラインアップ
「オトノハ」の主なラインアップ(出典日本環境アメニティ株式会社)

見た目を比較すると3Dプリント品は構造が複雑で立体的だ。音の拡散を促すことで音質を高めるという意味ではより高価を見込める可能性もある。

気になる価格などの情報は公式サイトから確認していただきたい。

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今回のニュースに関連するものとして、これまでShareLab NEWSが発表してきた記事の中から3つピックアップして紹介する。ぜひあわせてご覧いただきたい。

国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。

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