ニューバランス、オフィシャルストアにて無料で足の形状を3Dスキャン
POINT
- ニューバランスは日本国内のオフィシャルストアで足の形を無料にて3Dスキャンするサービスを展開している。
- 3Dプリンターでミッドソールを生産する等の取り組みを行っている。
- ニューバランスにとって日本市場は世界第二の市場。今後のマーケティングへの活用も検討か。
無料で足の形を3Dスキャン
足の形状は、長さ、幅、甲の高さ、土踏まずの高さなど、人それぞれ異なる。ニューバランスでは足長だけではなく、足囲(ウィズ)でもサイズ展開をしている。だが正確な自分の足のサイズを把握している人は少ない。 ニューバランスの調査によると、原宿のオフィシャルストアで3Dスキャンした106名中100名は正確な足のサイズを計測したことがなかったという。
ニューバランス オフィシャルストアの対応店舗に設置された3Dスキャナーでは 360度から足の計測をする事が可能。3Dスキャン台に乗り、およそ1分程度で計測できる。計測データから立体化された足を見ながら、スタッフが足のサイズや特徴を伝え、顧客ひとりひとりの足にフィットした、 その目的にあったシューズを提案するという。利用は無料で計測したデータはメールで送付をうけることができるとのこと。
年成長率10%を続ける ニューバランス にとっての日本市場
日本市場はニューバランスの世界第二の市場。原宿のオフィシャルストアも日本だけではなく世界各国からの来場者がある。オフィシャルストアでのコンサルティングセールス以外にマーケティング用途でのアジア向け足型などの展開も将来的にはあるかもしれない。
関連情報
2019年のシェアラボニュース創刊以来、国内AM関係者200名以上にインタビューを実施。3Dプリンティング技術と共に日本の製造業が変わる瞬間をお伝えしていきます。