ヤマイチ・ユニハイムエステート社とセレンディクス社が3Dプリンター建築で、大阪・関西万博に運営参加!
ヤマイチ・ユニハイムエステート株式会社(本社:大阪府大阪市、本店:和歌山県和歌山市、以下、ヤマイチ・ユニハイムエステート社)は、資本提携先であるセレンディクス株式会社(兵庫県西宮市、以下、セレンディクス社)と協力し、3Dプリンター建築技術と従来の工法を融合させた新たな建築商品の開発を進めている。この取り組みの成果として、2025年に開催される日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)の事務所施設として、これらの技術を駆使した建築物第1棟目の建設が決定した。(上部画像は開発中の55㎡ハイブリッドモデル イメージ。出典:ヤマイチ・ユニハイムエステート社、セレンディクス社)
「未来社会の実験場」での挑戦
ヤマイチ・ユニハイムエステート社は、「街づくり」と「地域活性化」を実現することを企業ミッションとし、サステナブルな住宅地の開発に注力している。一方で、セレンディクス社は、日本で初めて3Dプリンターによる住宅メーカーとして注目されるベンチャー企業で、世界をリードする最先端の住宅開発を進めている。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げた大阪・関西万博は、「未来社会の実験場」というコンセプトで進められており、SDGsの実現に向けたプラットフォームとしての役割も担っている。当社はこの趣旨に共感し、持続可能な住環境の発展に貢献するため、万博の運営にサプライヤーとして協賛することを決定した。
3Dプリンター技術で支える万博運営
当社は、大阪・関西万博の東エントランス北側に配置される「夢洲障がい者用駐車場およびバスターミナル」の管理スタッフ向け施設を提供する。この施設には、駐車場の管理業務を円滑に進めるための設備が備えられる予定である。このような形で、ヤマイチ・ユニハイムエステート社はセレンディクス社とともに、3Dプリンター技術を活用しつつ持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めている。
ヤマイチ・ユニハイムエステート社の概要
ヤマイチ・ユニハイムエステート社は、不動産開発企業である。地域密着型の街づくりを通じて「地域活性化」と「持続可能な住宅地の開発」を企業ミッションとして掲げ、サステナブルな都市形成に注力している。同社は住宅開発のみならず、社会課題の解決にも積極的に取り組んでおり、資本提携先であるセレンディクス株式会社と連携し、3Dプリンター建築技術を活用した革新的な住宅開発を推進している。今回の2025年開催の大阪・関西万博では、先進技術を駆使した施設の提供を通じて持続可能な社会の実現に寄与する予定である。同社はこれまでの経験と最先端技術を組み合わせ、未来志向の住環境を構築することを目指している。
セレンディクス社の概要
シェアラボニュースにもたびたび登場しているセレンディクス社は、日本初の3Dプリンター住宅メーカーとして注目されるベンチャー企業である。同社は、3Dプリンター技術を駆使した住宅の設計・製造を手がけ、従来の建築方法では実現が難しい自由度の高い設計や短期間での建設を可能にしている。先進的な技術とデザインを融合させた住宅開発を進めることで、建設コスト削減や環境負荷低減といった課題にも対応。今回の2025年開催の大阪・関西万博において、SDGs達成に向けた取り組みを実践する。革新技術を通じて、持続可能な未来の住環境を世界に向けて提案している。
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