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ニコンが英AMソフトウェア企業AI Buildへ出資

金属3Dプリンター「Lasermeister 100A」

ニコン(東京都港区)が、イギリスの3DプリンティングソフトウェアメーカーAi Build社に対しての出資を、自社とSBIインベストメント株式会社で共同設立したプライベートファンドNikon-SBI Innovation Fundを介して行ったことを2023年10月19日に発表した。出資額は非公表。(上部画像は金属3Dプリンター「Lasermeister 100A」出典:ニコン社)

自社製金属3Dプリンターとソフトウェアを合わせて活用

Ai Build社の開発している3Dプリンティングソフトは、ニコン社が自社の金属3Dプリンター「Lasermeister 100Aシリーズ」の造形方式に採用しているDED(Directed Energy Deposition)方式に対応している。これにより、複雑な形状のモデルについても短時間で造形パス生成が可能になるという。

Ai Build社の3Dプリンティングソフトと、「Lasermeister 100Aシリーズ」を組み合わせることで、これまで以上の自動化や多品種・変量生産を可能とした3Dプリンティングを目指す。

ニコン社は2022年4月に発表した中期経営計画において、デジタルマニュファクチャリング事業の強化を掲げ、その中では材料加工を企業の成長のための優先事項に位置付けている。

ニコン社は、Ai Build社への出資を通し、顧客の造形ニーズに応じた提供価値の幅を広げ、事業展開の加速を狙う。

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今回のニュースに関連するものとして、これまでShareLab NEWSが発表してきた記事の中から3つピックアップして紹介する。ぜひあわせてご覧いただきたい。

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