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ASTMが中級者以上向けの品質保証関連セミナーを実施

「AMにおける品質保証と評価方法」ASTM認証コースの告知。

グローバルでの民間規格の制定団体であるASTMインターナショナルが、東京都品川区にある株式会社ニコン本社で、「AMにおける品質保証と評価方法」をテーマにしたASTM認証コースを2024年1月29日、30日の2日間にかけて実施する。受講後、ASTMの試験に合格すると認証が取得可能。参加費用は1人あたり999ドル(約15万円)。(上部画像は「AMにおける品質保証と評価方法」ASTM認証コースの告知。出典:ASTM社)

申込URL: https://na.eventscloud.com/ereg/index.php?eventid=779570&

認証コースの内容

ニコンは以前もASTMと共同で「プロフェッショナルのためのAM概論」というテーマのセミナーを実施している。その際に実施されたパネルディスカッションや、ニコン社へShareLab NEWSが実施したインタビューについては、以下の記事に詳しくまとめてあるので、ぜひご覧いただきたい。

以前行われたセミナーは、AMの世界に足を踏み入れたばかりの人を主な対象としていたが、今回実施されるセミナーは中級以上のユーザーが対象で、AMエンジニア、AMオペレーター、QA/QCエンジニア、その他AMの経験があり、品質保証や評価方法を知りたい人物の参加が推奨されている。

講義はASTMに所属するエキスパートたちによって日本語通訳付きの英語で行われる。講師陣は材料、品質保証・評価、積層造形法による部品製造について多くの経験を持っており、講義で示される学習方法は論理と経験に基づいたものであるのが特徴だ。

実際に行った生産などで学んだ教訓も共有される。一方通行の講義だけでなく、ディスカッションやミニワークショップ、質問の機会も設けられる。

主な講義内容は以下の通り。

  • 粉末床溶融結合(PBF)および指向性エネルギー堆積(DED)製造プロセスによって製造される金属積層造形部品の要件と、検証の方法
  • PBFとDEDの世界における最近のケーススタディを活用した、構造完全性に関する課題と、もたらされる機会

品質についての関連記事

今回のニュースに関連するものとして、これまでShareLab NEWSが発表してきた記事の中から3つピックアップして紹介する。ぜひあわせてご覧いただきたい。

国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。

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