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SLAとDLPの利点を両立させる新しい2つの3Dプリント技術

Axtra3D社のHPS(ハイブリッド光造成)テクノロジーページ。

アメリカのノースカロナイナ州の3Dプリントスタートアップ企業のAxtra3D社が、光造形方式の「SLA方式」と「DLP方式」の長所を兼ね備える新しい3Dプリント関連技術「HPS(ハイブリッド光合成)テクノロジー」と「TruLayerテクノロジー」を発表した。

これらの新技術を活用し「SLA方式」の精密な造形力と、「DLP方式」の優れた印刷スピードという、従来は両立できなかった課題の克服を目指す。(上部画像はAxtra3D社のサイト。出典:Axtra3D社)

「HPSテクノロジー」と「TruLayerテクノロジー」

Axtra3D社の「HPSテクノロジー」は、DLP(イメージジェネレーター)とSLA(レーザー)を単一の同軸システムで融合させ、光源を同期させて同じ波長とイメージプレーンの平面度で動作させる。これによりビルドプラットフォーム全体で優れた表面品質と精度、50ミクロンの解像度を実現するという。

「DLP方式」は面で紫外線を照射して造形するため、造形スピードに優れているが、造形範囲が広くなればなるほど完成物の解像度が粗くなるという課題がある。これをクリアしているという点が大きな特徴だ。

また、「TruLayerテクノロジー」は、3Dプリンターの3つのセンサーを統合したものだ。3Dプリントプロセス中のレイヤー間の不要な遅延を排除する役割を果たす。その結果、高い精度を維持しながら、印刷速度を向上を可能にした。高粘度樹脂を素材とする場合でもシームレスな3D プリントを可能にし、この技術で使用できる材料の幅を広げている。

2つのテクノロジーを搭載した「Lumia X1」

Axtra3D社は、「HPSテクノロジー」と「TruLayerテクノロジー」を搭載した3Dプリンター「Lumia X1」を発表した。同社独自の技術により、造形精度、スピード、表面品質といったあらゆる要素をかねそなえたモデル造形を1台で実現することを目指す。

Axtra3D社の新型3Dプリンター「Lumia X1」
Axtra3D社の新型3Dプリンター「Lumia X1」(出典:Axtra3D社)

この新たな技術が搭載された「Lumia X1」によって、航空・自動車・防衛などを含む産業や消費財、包装、歯科などの各業界に利益をもたらすことを目標としている。


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