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Bfullが日本最大級の大型SLA方式3Dプリンター4機種を市場投入

新ラインナップのうち最も大型な機種の「iSLA1900D」

3Dプリンターの販売や出力サービスなどを行うBfull社(愛知県一宮市)が、2022年に販売を開始した「ZRapid iSLA by Bfullシリーズ」の現行4機種に、新たに大型造形可能な4機種を追加し、合計8機種に拡充することが2023年6月8日付けの同社のプレスリリースで発表された。自動車、航空、住宅設備メーカーにおける、大型出力機の需要に応えるとしている。

追加される4機種は「iSLA1100」「iSLA1300D」「iSLA1600D」「iSLA1900D」で、どれも横1,000mm以上の造形が可能で、最も大型機種となるiSLA1900Dの造形可能サイズは1,900㎜(X)×1,000㎜(Y)×800(Z)となっている。(画像は新ラインナップのうち最も大型な機種の「iSLA1900D」/出典:Bfull)

造形はSLA方式、大型機はデュアルレーザーで造形スピードを維持

「ZRapid iSLA by Bfullシリーズ」は現行機も含めてすべてSLA方式の3Dプリンターだ。SLA方式は、光硬化性の液体樹脂に点状のUVレーザーを照射し、1層ずつ樹脂を固めて積み重ねることで造形していく造形方式となる。レーザーを1点に集中させて照射するため、複雑で細かな構造の造形が可能で、滑らかな仕上がりとなるのが特徴だ。

 造形された大型モデル/出典:Bfull社
造形された大型モデル/出典:Bfull社

大型造形を行う場合、造形のスピードと精度がネックになりがちだが、新機種のうちiSLA1300D、iSLA1600D、iSLA1900Dの3種はレーザーを2つ搭載したデュアルレーザーとなっており、大型造形でも他機種と同等の造形スピードを維持できる。

造形精度に関しても、現行ラインアップと同様、誤差±0.01mm以内の昇降式プラットフォームとリコーティングシステムが搭載されているため、造形サイズの大型化に伴う仕上がりの粗さの問題も対策されている。

大型機種でニーズをつかむ

新たにラインナップされた3Dプリンターは、大きな造形可能サイズを活かし、普通乗用車のバンパーや二輪車のフレームなどを一体で造形できる。他にもバスタブなどの住宅設備機器の試作や大型オブジェ、等身大モデルの一体製作など、さまざまな領域での活用が期待される。

新ラインナップとなる4機種のスペック表/出典:Bfull社
新ラインナップとなる4機種のスペック表/出典:Bfull社

大型造形の利点は部品の分割が不要なところだ。1台の3Dプリンターによる1度の造形で、目標とするモデルが作製できれば、材料や手間の削減ができ、効率的に運用できる。

Bfull社は、新型3Dプリンターのうち、最も大型の造形が可能なiSLA1900Dで造形したサンプルを、2023年6月21日~23日に東京ビックサイトで開催される次世代3Dプリンタ展にて展示予定だ。また、実機としてはZRapid iSLA by Bfullシリーズ全8種のうち、5番目の大型機であるiSLA880が展示される。

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今回のニュースに関連するものとして、これまでShareLab NEWSが発表してきた記事の中からBfull社にフォーカスしたものを3つピックアップして紹介する。ぜひあわせてご覧いただきたい。

国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。

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