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EOSの3Dプリント技術でホッケー用ヘルメットのインサートを作成 ― 米Bauer Hockey

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アメリカのアイスホッケー用品メーカー「Bauer Hockey」が、EOS社の3Dプリント技術でホッケー用ヘルメットのインサートを作成した。一人ひとりの頭の形に合わせたデータを3Dスキャナーで読み取り、 EOS社のSLS方式の3Dプリンターで造形している。(写真はEOS社のサイトより)

ヘルメットのインサート(クッション)部分を3Dプリンターで造形

Bauer Hockey社は、世界で最も認知度の高いホッケー用品のブランドだ。1927年にオンタリオ州キッチナーで設立されて以来、ブーツにブレードが取り付けられた最初のスケートを開発するなど、ホッケー用品の歴史を作ってきた。北米ではホッケーの競技人口が多く、プロリーグがあるほどの高い人気を誇っている。

スポーツ用品は、利用者それぞれ違う体の大きさに合わせるために、S・M・Lなどのサイズ展開で対応してきた。しかし大きさ以外にも形は人それぞれ異なる。そこでBauer Hockey社では、店舗でプレーヤーの頭の形をスキャンして、一人ひとりに合わせたヘルメットを納品する取り組みを行っている。

具体的には、個々の頭の形状や大きさを加味したヘルメットのインサート(クッション部分)用の3Dデータを作成し、EOS社のSLS方式の3Dプリンターでインサートを造形する。その後、着色・仕上げ・再染色を施したうえで各部品を組み立て、出荷される。

製造に3Dプリンターを活用することで、着用者の頭の形状や大きさに合わせてパーソナライズすることができる。付け心地の面だけでなく、ラティス形状による通気性の向上や軽量化においてもメリットがある。

EOS社の3Dプリント技術を用いて製造されたBauer Hockey社のヘルメット(出典・EOS社)

Bauer Hockey社の保護具のシニア ブランド マネージャーである マシュー・デジャルダン氏は、「バウアーは今、『マスカスタマイゼーション』に真っ向から飛び込んでいます。EOS社やその他のパートナーとの協力を通じて、MyBauer のカスタム ホッケー用具プログラムを進化させ、個人に固有のヘルメット インサートを含め、大規模に生産できるようにしています。「Digital Foam ※」はまだ比較的新しいものですが、他のエンジニアリングや製造上の制限を回避しながら、製品革新の最前線に立つことができます。」とEOS社のサイトで語っている。

※「Digital Foam」は、EOS社がシューズのインソールやヘルメットのクッション部分などに利用できる製品設計(CAD)、材料、規格認証、および3Dプリンティングを組み合わせたソリューションの名称。

EOSのデジタルフォーム(EOSの公式サイトより)

今回のヘルメット開発がうまくいけば、スケートをはじめとするそのほかのスポーツ用具にもEOS社の3Dプリンティング技術が取り入れられるようになるだろう。スポーツ用具の製造で3Dプリンターがさらに活用されることを期待したい。

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