ICON社がテキサス州のキャンプ場ホテルを3Dプリンターで再構築
![建設された3Dプリンター製パビリオン/出典:ICON社](https://news.sharelab.jp/wp-content/uploads/2023/05/ホテル「EL-COSMICO」の再構築イメージ/出典:ICON社.jpg)
アメリカの3Dプリント住宅メーカーのICON社が、テキサス州マーファにあるキャンプ場ホテル「El Cosmico」を建築用3Dプリンターによってリニューアルさせるプロジェクトを2023年3月8日に発表した。ホスピタリティ事業を手掛ける実業家・Liz Lambert氏と、建築事務所Bjarke Ingels Group(BIG)と共同でプロジェクトを進めていく。着工は2024年を予定している。(画像は建設された3Dプリンター製パビリオン/出典:ICON社)
敷地を拡張し3Dプリント建築を増築
「El Cosmico」は、現在の21エーカーの広さから60エーカー超までに拡張し、3Dプリントだからこそ実現できるドーム型やアーチ型といった放物線状の3Dプリント建築、プールやスパなども備える。
![](https://news.sharelab.jp/wp-content/uploads/2023/05/EL-COSMICO_3D-printed_Hotel_Exterior_MarfaTX_concept-render-1-1024x763.jpg)
新たな宿泊施設は2-4 ベッドルームが用意されておりテキサス州西部ののデービス山脈の広大な景色を眺めることができる。広さは 1,200 平方フィートから 2,200 平方フィート、予約は 2023 年夏に開始される。
この発表を記念して、テキサス州オースティンの芸術施設「The Long Center for the Performing Arts」と提携し、「El Cosmico」の建築デザインのテーマを反映した初の3Dプリントによるパフォーマンスパビリオンが提供された。
![建設された3Dプリンター製パビリオン/出典:ICON社](https://news.sharelab.jp/wp-content/uploads/2023/05/建設された3Dプリンター製パビリオン/出典:ICON社-1024x1024-1-1024x1024.jpg)
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