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フォードが犬用電動車椅子を発表 ― フォード・デ・メキシコ

フォード・デ・メキシコの「P-RAPTOR」

アメリカの自動車メーカーフォードのメキシコ子会社であるフォード・デ・メキシコは、足の不自由なペットのために設計された車両、「P-Raptor」を発表した。(上部画像はフォード・デ・メキシコの「P-RAPTOR」のイメージ。出典:フォード)

ペットは家族の一員と称する人も少なくない。ペットとの絆は日常生活のさまざまな面に及ぶが、ペットは飼い主の人生の段階や瞬間に応じて、一緒に暮らすパートナーとして重要な存在といえるだろう。そんなペットの代表格といえば犬だが、人間と同じように生まれつき足が悪いこともあれば、加齢、病気、事故によって運動能力が低下することもある。一方で人間ほど車椅子が一般的ではないといえるかもしれない。

そんな足が不自由な犬のために、電気モーターを備え交換可能なモジュールで、さまざまな体格にも対応できる犬用車椅子をフォードが開発した。それが「P-Raptor」だ。

「P-Raptor」メキシコ製

メキシコ製の「P-Raptor」と名付けられた車椅子のアイデアは、フォードのビジネスパートナーVMLYRによって設計され、メキシコ・デ・フォードのエンジニアが製造した。

製品開発エンジニアのベンジャミン・ドゥエニャス氏は、「最大の課題は、さまざまな子犬の可動性に対する実際のニーズに基づいて創造的なアイデアを導き出すことでした。これが、「P-Raptor」がモジュール式設計になっている理由です。そのため、さまざまなサイズやニーズに適応できます」とフォードのプレスリリースで語っている。

P-RAPTOR
P-RAPTORの主な仕様(出典:フォード)

この「犬用車両」は、モビリティの完璧な味方となるオフロード機能に重点を置いて、メキシコのエンジニアによってゼロから設計されたという。多くの犬種に安定性と楽しさを提供し、あらゆる地形を走行できることを目的にしている。また「P-Raptor」は、フォードの特徴的な青い楕円形のロゴが付いたフロントグリルと照明を備えているため、犬は夜でも散歩できるという。

また「P-Raptor」は電動化されており、電気モーターは移動時のトラクションを高めるために、独特の寸法のタイヤ内に配置されている。

「3Dプリンティング技術を使用する目的は、3Dプリンターが近年普及しコストが下がっていることを考慮した上で、より多くの人々や団体が「P-Raptor」にアクセスできるようにするためでした。」と製品開発エンジニアであるサンティアゴ・ミューラー氏は語っている。

「P-Raptor」のモデルには、適応可能なモジュラートラクションと、フロントまたはリア・アクスルの使用を可能にする特別なサポート機構が備わっている。また、可動性の低い脚専用のスペースと、転倒を防ぎ障害物を乗り越えるために十分な距離と寸法を備えたモジュラータイヤも備えている。

この犬用車椅子「P-Raptor」の3Dモデルデータは無償公開される予定で、犬の寸法を入力するだけで設計ファイルを無料でダウンロードできるようになるという。

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