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ポルシェ、コンセプトモデルEV車両「Mission X」に3Dプリント部品を採用

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スペシャリティー・カーの代名詞の一つであるポルシェ。そのポルシェも電動化のトレンドに乗ってTycanなどのモデルを投下しているが、コンセプトモデルながら3Dプリント部品を採用したEV車両「Mission X」などのAM技術を取り入れた新たな取り組みも行っている(上部画像はポルシェEV車両「Mission X」。出典:ポルシェ)

「Mission X」 のインテリアに採用された3Dプリント製部品

「Mission X」の仕様
「Mission X」の仕様(出典:ポルシェ)

3Dプリンター業界にとって「Mission X」はただのスペシャリティーカーではない。注目したいのは外観、インテリアに採用された3Dプリント製部品だ。

外観でいえば、デイタイムランニングライトは、ホイールアーチに垂直に配置、3Dプリントされており、デザインと先進技術の融合に対するポルシェの取り組みを示している。多くの車両のようにボディに埋め込まれるように配置されているのではなく、浮き上がるアーチ構造に支えられるようなデザインになっている点も見逃せない。

インテリアに関しては、カスタム張り地を備えたCFRPシートシェル、6点式シートベルト、一体型LEDライトストリップを備えた3Dプリント製のボディフォームフルバケットシートを採用している。このバケットシートは、3Dスキャンによってドライバーの体格を測定し、一体造形される。「Misson X」はドライバーが車体のより中心に位置できるよう、助手席よりも大きく、中心部にせり出しているため、ほかの車両にはないよりレーシーな感覚を味わうことができるだろう。

「Mission X」の3Dプリント製バケットシート。
「Mission X」の3Dプリント製バケットシート(出典:ポルシェ)

運転中かならず利用するシートに3Dプリント製のバケットシートを導入した点は、ドライバーの利用体験を最適化するための事例として、今後の自動車業界に与えるインパクトは大きいものと想像される。特に、高価格帯の車両において、利用者にカスタマイズされたシートは車の所有者に大きな満足感を与えるシンボリックなパーツとして重要な役割を果たすようになるかもしれない。

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