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Formlabs社が後処理用装置「Fuse Blast」を発表

自動ブラスト・研磨装置「Fuse Blast」

光造形方式の3Dプリンターで知られるFormlabs社だが、SLS方式の「Fuse1」は小回りの利く3Dプリンターとして世界中で人気を博した。SLS方式の3Dプリンターはプリント後の手間のかかる後処理作業が大きな課題であったが、Formlabs社はこの課題を解決するための自動ブラスト・研磨装置「Fuse Blast」を発表。SLS方式の3Dプリンターで作製された製品の後処理を大幅に効率化し、30分以内に工業品質の仕上げが可能となるという。(上部画像は自動ブラスト・研磨装置「Fuse Blast」出典:Formlabs社)

後処理を劇的に効率化する自動ブラスト研磨装置

Formlabsが発表した「Fuse Blast」は、SLS方式の3Dプリンターで作製された製品の粉末除去、ブラスト処理、研磨を完全自動化する装置である。作業時間を80%削減し、ワンストップで後処理を完了させるこの装置は、200万円台の販売価格で、2024年第一四半期の発売が予定されている。

「Fuse Blast」の自動ブラスト処理
「Fuse Blast」の自動ブラスト処理(出典:Formlabs社)

プリント後の粉末除去・ブラスト処理を最短15分で完了し、別売りのPolishing Systemを使用することで半光沢状態まで研磨可能となる。

左:造形品の外形が分かる程度のラフな粉末除去、 中央:粉末の完全除去とブラスト、右:ブラスト研磨。
左:造形品の外形が分かる程度のラフな粉末除去、 中央:粉末の完全除去とブラスト、右:ブラスト研磨。(出典:Formlabs社)

ソフトウェアアップデートと多様な後処理モードの提供

Formlabsはプリントプロセスの改善により、プリントスピードを30%高速化することにに成功。これは2023年11月更新のPreForm v.3.33により実現され、造形品の機械的特性も向上している。これによって、より高速で、より高品質な3Dプリントを提供することが可能となる。

さらに「オートモード」「マニュアルアシストモード」「マニュアルモード」という3つの操作モードを提供する。これにより、さまざまなサイズや形状の造形品に対応し、ユーザーのニーズに応じた柔軟な後処理が可能となる。

造形だけではなく後処理装置も重要

Formlabsの新しい自動ブラスト・研磨装置「Fuse Blast」の登場により、SLS方式の3Dプリンターの後処理が劇的に効率化される。これは金型レス小ロット量産の分野において大きな意義を持ち、製造業界に新たな可能性をもたらす技術革新である。

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