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インドで世界初となる3Dプリンター製のヒンドゥー教寺院を建設 ― Simpliforge Creations・Apsuja Infratech

Simpliforge Creations社の3Dプリンター

インドの3Dプリント建設会社 Simpliforge Creations社とインド南部のテランガーナ州の建設会社Apsuja Infratech社が、3Dプリンターによるヒンドゥー教寺院の建設を共同で行った。3Dプリンターによるヒンドゥー教寺院の建設は世界初となる。

(画像は Simpliforge社の3Dプリンター、出典: Simpliforge Creations社)

3Dプリンターによる建設はインドで2例目

インドでは、2023年3月にベンガルールで、3Dプリンターによって広さ約93平方メートルの郵便局の建設が行われた。これはインドで公的な建物が3Dプリンターでつくられた最初の例となった。

今回のヒンドゥー教寺院の3Dプリンターによる建設は、郵便局に続くもので、約353平方メートルの広さだという。寺院の設計は、ハイデラバードにあるインド工科大学の土木工学科のK. V. L. Subramaniam教授と彼の研究グループによって綿密に行われた。

困難なドーム型建築を克服

寺院はサンクタムと呼ばれる3つ聖なる場所で構成され、それぞれがガネーシャ神、シヴァ神、パールヴァティー神と、異なる神に捧げられている。丸みのある独特なドーム型の構造物を3Dプリントすることには苦戦を強いられたものの、建築チームは革新的な設計技術、正確な分析、寺院建築の原則にのっとって克服してきたという。

寺院建築にあたっては、主に橋やバルコニーの建設に用いられるカンチレバーと呼ばれる工法が必要になる場面があるが、これも3Dプリンターを使用することで、構造的要件、寺院設計の原則を満たしつつ、建築をすすめられた。

Simpliforge Creations社のCEOであるDhruv Gandhi氏は、今回行われた3Dプリント寺院建設について「Simpliforge Creations社のシステムを、辺境、高地、砂漠、積雪地帯のようなアクセスしにくい地域で、困難な地形、被災地、防衛用途に応用するための将来的な舞台設定にもなっています」と述べている。

テランガーナ州による3Dプリント技術の利用は、インドの建設業界にとって刺激的な先例となることだろう。ShareLab NEWSは今後もインドはもちろんのこと、世界中の3Dプリンター活用事例に注目し、お届けしていく。


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国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。

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