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JSTが建築3Dプリンター活用企業DigitalArchi社へ出資

出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)

国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、JST)は、2024年3月22日、出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)において、株式会社DigitalArchi(神奈川県鎌倉市)への出資を実行したことを発表した。DigitalArchi社は慶應義塾大学の研究成果を活用し、独自開発した大型3Dプリンターを使用した建築用樹脂製コンクリート型枠、内外装パネルなどの建築部材を製造、販売するスタートアップだ。(上部画像は出資型新事業創出支援プログラム「SUCCESS」出典:科学技術振興機構「JST」)

出資の背景とDigitalArchi社の取り組み

JSTの出資型新事業創出支援プログラムは、研究開発成果の実用化を目指すベンチャー企業に対しての出資と人的および技術的援助を行うもので、研究開発成果の実用化や社会還元の促進を目的としている。JSTがベンチャー企業の株主となることで、民間の資金を誘引する狙いもあるという。

DigitalArchi社は、建築を構成する「設計」「設計監理」「施工」「施工管理」における、「施工」の領域において、3Dプリンターを活用して再生プラスチックを素材に使用した建設用樹脂製コンクリート型枠や内外装パネルを製造、販売している。

今後は、拠点開設や大型3Dプリンターの増設による型枠の生産力強化を進め、建設現場での実証実験を加速させる予定だ。深刻な社会課題である「建築における労働力不足・高齢化問題、廃棄プラスチック問題」に対し、デジタル技術を活用して建築のプロセスを進化させ、型枠職人と共に持続可能な社会の実現に貢献していくと発表した。

大型3Dプリンター(左端)と製品のイメージ
大型3Dプリンター(左端)と製品のイメージ(出典:DigitalArchi社)

DigitalArchi社の企業概要

DigitalArchi社は、3Dプリント技術を中心に、建築設計から建築物の製造に至るまでのプロセスを効率化し、カスタマイズ性の高い建築ソリューションを提供することに特化している。また、サステナビリティを重視し、環境に配慮した材料を使用した建築物の製造にも力を入れており、建築業界における環境負荷の削減に貢献している。技術の革新により、従来の建築プロセスを大きく変革することで、より速く、コスト効率が高く、環境に優しい建築物の実現を目指している。

  • 株式会社DigitalArchi(デジタルアーキ)
  • 設立日:2023年6月
  • 本社所在地:神奈川県鎌倉市
  • 代表取締役CEO:松岡 康友
  • 事業内容:3Dプリンターを使用した建築用コンクリート型枠、内装部材の製造、販売など

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