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3Dプリント矯正器具の事業拡大に向けて8,000万ドルを調達 ― LightForce Orthodontics

htForce Orthodontics社で歯列矯正した少女達の笑顔。

アメリカのマサチューセッツ州に拠点を構え、3Dプリント技術を使用した歯列矯正システムを製造するLightForce Orthodontics社が、新たに8,000万ドル(約116.5億円)の資金を調達したことがわかった。2021年に行われた5,000万ドル(約73億円)の資金調達に続くものとなった。

調達した資金は生産規模の拡大やAIを用いたデジタルワークフローの導入、教育への投資に加え、マサチューセッツ州ウィルミントンにおける36,000平方フィート(約3350㎡)の製造施設の新設などに活用される。(上部画像はLightForce Orthodontics社で歯列矯正した少女達の笑顔。出典:LightForce Orthodontics社)

3Dプリントで患者に合わせた歯列矯正器具を制作

歯科分野における3Dプリント技術の導入は著しく、Grand View Researchによると、歯科用3Dプリンティングの世界市場規模は、2022年だけで25億ドルと評価されている。

そのなかで今回のLightForce Orthodontics社の8,000万ドルに及ぶ資金調達は歯科用3Dプリンティングの需要と市場規模の大きさを象徴するものとなった。

LightForce Orthodontics社は、歯科矯正医に向けてデジタルプラットフォームを提供する企業で、3Dプリント技術を用いて個々の患者に合わせてカスタマイズできる、歯列矯正器具やデジタル治療ソフトウェアを開発している。それらの開発・技術を用いることで、ワイヤーで歯列を矯正する際に、歯の表面につける装置であるブラケットが必要な症例においては、従来に比べて45%の治療短期化と41%少ない予約回数で治療を完了させられるという。

LightForce Orthodontics社のサイト
LightForce Orthodontics社のサイト(出典:LightForce Orthodontics社)

アメリカでは常時400万人が歯列矯正を受けていると推定されている。そして、歯列矯正を必要とする人は世界規模で考えると計り知れない数になるだろう。歯列矯正には治療そのもの時間はもちろんのこと、矯正器具をつけて治療を開始するまでにも長い時間がかかる。治療の短期化や、通院回数の減少につながる技術は、今後ますます注目を集めることだろう。

LightForce Orthodontics社は、矯正歯科医が患者一人ひとりに完全にパーソナライズされた治療オプションを提供し、治療中の患者の治療結果と経験を改善することもミッションに掲げている。

今回の資金調達について同社は、矯正歯科医の素晴らしいコミュニティを通じて革新を続け、矯正治療の標準を高めることを目指し、事業を拡大していくと発表した。

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国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。

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