株式会社サンステラ(以下、サンステラ)は、Polymaker社(以下、Polymaker)の3Dプリンター用フィラメント「PolyTerra™ PLA」のブランド刷新に伴い、新名称となる「パンクロマ™ mattePLA」を2026年1月15日より順次発売する。これに合わせ、従来名称製品を対象とした「PolyTerra™ PLA さよならSALE」を同日より開催。なお、PolyTerra™ PLAは各カラーの在庫が完売次第、順次パンクロマ™ mattePLAへ切り替えられる予定である。
目次
ブランド刷新の背景
PolyTerra™ PLAは、日本国内において早期から豊富なカラーバリエーションを展開し、マット調の質感と安定した造形性を両立したPLAフィラメントとして、多くのユーザーに利用されてきた。今回、Polymakerは、グローバルでのブランド戦略を再編し、色表現と質感の統一を軸とした新ブランド「パンクロマ™」シリーズへ製品群を統合する判断を行った。
従来のPolyTerra™ PLAは「パンクロマ™ mattePLA」として名称を改めて展開される。
「パンクロマ™ mattePLA」の特長
パンクロマ™ mattePLAは、従来のPolyTerra™ PLAの特性を引き継ぎつつ、ブランドコンセプトを明確化したPLAフィラメントである。全38色のカラーラインナップを展開し、デザインモデルや試作、意匠性を重視する造形用途まで幅広く対応する。光の反射を抑えた均一なマット仕上げにより、積層痕が目立ちにくく、視覚的な完成度を高めやすい点も特長である。
また、PLA素材ならではの扱いやすさを維持しながら、反りや糸引きを抑制。初心者から業務用途まで、幅広いユーザー層を想定した造形安定性を備えている。カラー設計についても、パンクロマ™ブランドの思想を反映し、色再現性とラインナップ全体の一貫性が強化されている。

「パンクロマ™ mattePLA」販売概要
- 発売日:2026年1月15日より順次
- 販売形態:PolyTerra™ PLAの在庫終了色から順次切り替え
- 販売チャネル:株式会社サンステラ ECサイトおよび正規販売店
※本製品はPolyTerra™ PLAの名称変更(リネーム)品であり、フィラメント性能・印刷特性は原則同一
※新製品はセール対象外
「PolyTerra™ PLA さよならSALE」概要
- 開始日:2026年1月15日より
- 対象製品:旧PolyTerra™ PLA 全品
- 割引内容:通常価格より10%OFF
- 販売条件:在庫限り・終売まで
※新ブランド「パンクロマ™ mattePLA」は割引対象外
※セット商品・商社取引は対象外
※他キャンペーンとの併用不可
※3kg巻は対象外、2.85mm径は対象

今後の展開
サンステラは、「3Dプリント材料ならサンステラ」という立ち位置をより明確にする方針のもと、PolymakerのPanchroma™シリーズをはじめとした高品質3Dプリント材料のラインナップ強化を継続していく。
今後も新色や新シリーズの展開を通じ、造形品質やデザイン表現、業務用途における材料選択の幅を広げる提案を進めていくとしている。
シェアラボ編集部コメント
今回の発表は、実質的には「定番PLAの整理と再定義」と捉えるのが適切だろう。PolyTerra™ PLAはすでに国内で広く使われており、今回の変更は性能刷新というより、グローバルでのブランド整理とカラー体系の再設計が主眼である。
一方で、在庫限りとはいえ10%オフのセールは、日常的にPolyTerra™ PLAを使用しているユーザーにとって現実的な買い足しの機会となる。今後は「mattePLA」という名称が定着し、意匠用途向けPLAの標準的な選択肢としてどう位置づけられていくかが注目される。
用語解説
| ■ PLA(ポリ乳酸) 植物由来原料を主成分とする3Dプリンター用樹脂材料。低温で造形しやすく、反りが出にくいため、試作や意匠モデルなど幅広い用途で使用されている。 |
| ■ マットPLA 表面の光沢を抑えた質感を持つPLAフィラメント。積層痕が目立ちにくく、展示用モデルやデザイン確認用途に適している。 |
| ■ リネーム(名称変更) 製品の性能や仕様を変更せず、名称やブランドのみを変更すること。本件ではPolyTerra™ PLAとパンクロマ™ mattePLAは基本性能が同一とされている。 |
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