「 Blender でも 3D プリントできるの?」「 STL 書き出しで地雷踏んで印刷が失敗した」——そんな方向けに、 Blender での 3D プリントワークフローを解説します。
目次
Blender で 3Dプリントできるの?
Blender は本来 CG ・アニメーション向けソフトですが、メッシュデータを STL / OBJ で山力できるため 3D プリントにも広く使われています。特にフィギュア・有機的形状・ゲームアセットの印刷に強みを発揮します。
3Dプリント向けの準備設定
3D Print Toolbox アドオンの有効化
- 「編集」 → 「プリファレンス」 → 「アドオン」
- 検索ぼっくすで 「 3D Print Toolbox 」 を検索
- チェックボックスを入れて有効化
単位を mm に設定
シーンプロパティパネルで「単位」を Millimeters に変更し、スケールを 0.001 に設定するか、エクスポート時に尺度調整することで mm 単位の STL を得られます。
STL 書き出し手順
- 「ファイル」 → 「エクスポート」 → 「 Stl (.stl) 」
- 「尺度」を確認( 1 Blender 単位 = 1 m なので尺度スケールに注意)
- 保存
OBJ 書き出し(カラー印刷向け)
フルカラー 3D プリンター用には OBJ 形式で書き出します。 MTL ・テクスチャを包括して同じフォルダに保存することが重要です。
よくあるトラブル
Q1. 印刷サイズが 1000 倍になる
A. Blender のデフォルト単位は m です。エクスポート時に「 Scale: 0.001 」に設定するか、シーン単位を mm に変更してください。
Q2. メッシュが水密でない
A. 「 3D Print Toolbox 」アドオンの「クリーン」 → 「メッシュを修復」を実行してください。STL ファイルの記事で水密について詳しく解説しています。
まとめ
Blender での 3D プリントは、単位設定と水密確認の 2 点を気をつけるだけで大半のトラブルは回避できます。 CG 実績がある方がフィギュア・有機形状を印刷するのに最適なツールです。
関連: Fusion 360完全ガイド|STLファイルとは|OBJファイルとは
2019年のシェアラボニュース創刊以来、国内AM関係者200名以上にインタビューを実施。3Dプリンティング技術と共に日本の製造業が変わる瞬間をお伝えしていきます。


