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3Dプリント製シューズを取り扱う常設店舗が大阪にオープン

3Dプリンターの販売を手掛けるAPPLE TREEは大阪の北堀江に3Dプリントシューズのブランド「STARAY」の常設店舗を2024年11月28日にオープンする。次世代型の製造技術とファッションが融合する新たな拠点として、ファッション業界へ参入する意向だ。(写真はSTARAY北堀江店の店内。出典:APPLE TREEプレスリリース)

店舗名:STARAY 北堀江店

・所在地:〒550-0014 大阪市西区北堀江1丁目7番9号 QUADRA KITAHORIE 1F

・オープン日時:2024年11月28日(木) 11:00

3Dプリントシューズ「STARAY」 のブランド背景

STARAYは、人体工学に基づいたエルゴノミクスデザインと、3Dプリント技術を用いたAM(Additive Manufacturing)技術を採用した3Dプリンターで製造されたシューズのブランドだ。快適性、耐久性、そして環境に優しいフットウェア製品を目指している。

3Dプリント技術は1980年代に日本で生まれ、2007年の特許切れ以降オープンソース化。その後、製造業界に広く浸透している。2017年以降はファッション業界にも活用が進み、STARAYもこの革新の波に乗って設立されたということだ。

3Dプリントシューズ「STARAY」のコンセプト

STARAYは、デジタル技術を活用し、分散型の製造プロセスによる効率的かつ環境に優しい商品づくりを目指す。ブランドコンセプトである「3DM(Dispersed, Digital, Direct, Manufacturing)」には、従来の製造業における地理的制約を解消し、効率化と持続可能性を両立する未来像が込められているという。光造形方式の3Dプリンターによる一体造形で製造されている様子が写真から見て取れる。

3Dプリントシューズ「STARAY」の特長

STARAYで販売するシューズは、以下のような特長を備えている。

  • 人間工学に基づく快適性:履く人に最適化されたフィット感。
  • 環境配慮:3Dプリント技術により素材の無駄を削減。製造にかかるエネルギーを削減。
  • 豊富なデザインとカラー展開:幅広いカラーやサイズ展開により、多様なライフスタイルに対応。
  • 価格帯:2万円~2万5千円の範囲で、3Dプリントシューズをいつでも購入できるように提供。

3Dプリントシューズ「STARAY」 が目指すシンプル&未来感を体現した店舗

STARAY 北堀江店は、白を基調としたシンプルかつ洗練されたデザインが印象的だ。壁一面にディスプレイされたシューズが目を引く。

オープニングセール――20%OFFで3Dプリント製シューズをGET!

STARAY 北堀江店のグランドオープンに伴うキャンペーンとして公式LINEで20%OFFクーポンの配布などを行っている。オンラインストアでも利用できるという事だ。

STARAYは、大阪の北堀江店をスタートとして、今後さらなる店舗展開を予定しているという。3Dプリンターを活用したシューズ製品の多くはオンライン限定や生産本数が限られてしまいなかなか購入できない人も多かったことだろう。常設店舗を構え、いつでも購入できる専門店舗は日本発だといえるだろう。

編集/記者

2019年のシェアラボニュース創刊以来、国内AM関係者200名以上にインタビューを実施。3Dプリンティング技術と共に日本の製造業が変わる瞬間をお伝えしていきます。

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