歯科医療の未来を体感するショールーム「YOSHIDA T-Studio」誕生
株式会社ヨシダ（東京都台東区、以下、ヨシダ社）は、本社7階フロアを全面的にリニューアルし、体験・体感型ショールーム「YOSHIDA T-Studio」を新たに開設した。本ショールームは、“いい歯科医院を共に創る”をスローガンに掲げ、歯科医療従事者が最新の歯科医療機器や材料を実際に体験できる場を提供する。さらに、日常診療での応用を想定した先進的な技術を実際に体感することが可能である。「YOSHIDA T-Studio」は、歯科医療の未来を「見て、触れて、学び、語る」ことができる特別な空間である。（上部画像は体験・体感型ショールーム「YOSHIDA T-Studio」出典：ヨシダ社）
「YOSHIDA T-Studio」の設置とその意義
「いい歯科医院を共に創る」という理念のもと、本社7階を大規模に改装し、「YOSHIDA T-Studio」を設置したヨシダ社。ショールーム名に含まれる「T」は「体験・体感」を象徴し、歯科医療従事者に実践的かつ価値ある学びを提供することを目的としている。8階の製品展示スペースにおいて最新製品を見学した後、7階においては「いい歯科医院」を実際に体感できる場所を提供している。
リニューアルしたフロア
リニューアルされた「YOSHIDA T-Studio」は、多彩なゾーンで構成されており、訪れる歯科医療従事者に先進的な学びと体験を提供する。エントランス・受付ではスムーズな対応を可能にするシステムを導入。Hands-On Studioでは、全ての実習台にマイクロスコープ、デジタルマイクロスコープ、オーラルスキャナが備えられ、実践的なハンズオンセミナーや反復学習が可能である。材料ディスプレイでは、各診療分野の材料を多数展示し、実際に手に取って試すことができ、Careゾーンは歯科衛生士の働きやすさを考慮、最新機器やホームケア商品の体験スペースを提供している。ブラッシングコーナーでは、正しいブラッシング方法を学びながら鏡を見て実践し、その場で指導効果を確認でき、Cureゾーンでは、3Dプリンターを含む最新機器とシステムを用い、実際の診療を想定した環境が再現されている。さらにCAD/CAMゾーンでは、デジタルスキャンから切削までの一連の工程を体験でき、消毒コーナーでは感染管理システムを展示、診療室全体の感染管理レベル向上をサポートしている。これらのゾーンにより、「YOSHIDA T-Studio」は歯科医療の未来を見据えた実践的な学びと交流の場として機能している。
ヨシダ社の概要
ヨシダ社は、1906年に創業した日本最古の歯科機械メーカーである。創業以来、全国の歯科医院、大学、病院に向けて、多岐にわたる製品やサービスを提供してきた。歯科医療の発展を目指し、患者、歯科医療従事者、そして関係するすべてのステークホルダーにとって価値ある環境づくりを追求している。地域医療を支えるパートナーとして、製品提供だけでなく、歯科医療の未来を切り拓くための教育やサポートにも力を注ぐ。歯科医療の価値を高めるための「気づき」から行動を起こし、それを「デンタルネクストアクション」と称して実践している。
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