シェアラボ編集部は2025年9月25日、26日の二日間開催されたFormnext Asia Tokyo Forum 2025の会場で、公開取材コーナーを開設しました。いままでメディア露出が少なかったAMの最先端をけん引するキーマンをお呼びして取り組みの最前線をお伺いしています。(お名前の五十音順でご紹介します。)
ファブ施設の過去・現在・未来
数々のファブ施設の設立を支援してきたデジタルファブリケーション協会の井上恵介さんとデザイニトの伊藤祥次さん。エンジニア、デザイナ・経営者の目線でファブ施設のこれまでとこれからを語っていただきます。
企業のAM活用の出発点とは
AutoDesk製品を扱う応用技術社の中でも製造業向けAMの部門を率いる梅西正訓さんは2025年度、初月で年間目標を達成しました。その驚異的なパフォーマンスの秘密を取材しました。
サステナブル&3Dプリントファーム
長年正規代理店がいなかったプルサの正規代理店となって一気に耳目を集めた名古屋工芸。AM部門を率いる岡田佳記さんは樹脂フィラメントのリサイクルと3Dプリントファームの設立に取り組んでいます。
建設用3Dプリンターは今から始まる
すでに200件以上の施工実績と受注残800件の工事を控える国産建設用3DプリンターのPolyuse。材料開発責任者の鎌田太陽さんをお迎えして活動の現状と今後をお伺いしました。
3Dプリンターユーザー層の熱気
個人開催ながら1500人以上の集客イベントを成功させたJapan RepRap Festivalの主催者堀内雄登さん。来場者の90%が3Dプリンター保有者という濃密なイベントの企画・開催の舞台裏と来場者の属性を報告いただきました。
カリスマに聞く3DP機種選びの原点
その造形速度と仕上がりの綺麗さで日本中を驚かせた国産3Dプリンターメーカーのグーテンベルク。開発責任者の山口勇二さんに装置や材料の選び方を伺いました。
最先端の実務で使うアプリ事情
在日米軍に3Dプリンター活用のワークショップを実施するなど独自の取り組みメソッドが高く評価されているAM技術者である山路智生さんに複雑形状に向き合うハイエンド設計を複数ソフトウェアを使い分けで取り組む方法を伺いました。
フルカラー3Dプリントのこれから
業務用フルカラー3Dプリンターを活用したオンデマンド生産でフィギュア製造から美術館グッズ、関西万博プロジェクトまで、小ロット×短納期を活かして活躍している吉本大輝さん。日々のご活動と3Dデータ流通の新プラットフォーム「Mu」についてご紹介いただきました。
まだ動画編集と記事制作が間に合っていない登壇者の方は随時アップデートしていきます。乞うご期待!
Formnext Asia Tokyo Forum2025は充実した講演・セミナー企画がすでにあった中なのですが、最先端の研究や航空宇宙分野のように華々しい分野だけではなく、いま現場を大きく変える潮流を生み出している人と会場で交流できたらという思いで公開取材企画を敢行しました。機材トラブルでご迷惑をおかけするなど反省も多いのですが、こっそり地味に企画したわりにスゴイ方々のお話をFormnextの場でお伺いできました。技術交流や事業場での交流を通じて3Dプリンター活用の層の厚みと幅の広さがもっと広がっていくことを願いつつ、いろいろな場で最前線で道を切り開く人達の声を届ける企画をやりますので、是非ご参加ください!


