Formlabs、Form3+の価格を約45%引き下げて28万円に
3DプリンターメーカーのFormlabs株式会社(東京都品川区)は、2023年9月7日から、業務用デスクトップ光造形3Dプリンター「Form 3+」の販売価格を約45%引き下げ、本体価格280,000円、ベーシックパッケージを331,000円、自動後処理機2種を含むコンプリートパッケージを509,000円とする新価格で販売することを発表した。価格はすべて税別。Form 3+は、国内累計3,000台以上を販売している。(上部画像はプレスリリース。出典:Formlabs社)
価格改定でデジタルファブリケーションへのアクセスを拡大
Formlabs社の光造形方式3Dプリンターは、日本国内市場で77.3%の市場シェアを占め、現行世代機である「Form 3+」は日本国内で累計3,000台以上が導入されている。
世界的に見ても広く導入されてきた「Form 3+」は、その販売実績からサプライチェーンの見直しと改善を実現し、今回の価格改定に至ったという。今回の価格改定で、エンジニアやプロダクトデザイナー、製造現場における造形成功率94%(同社グローバルでの統計値)という業界最高水準の信頼性を、より手の届きやすい価格で提供することで、これまで以上に幅広く、多くのユーザーを獲得することを狙う。
「Form 3+」の性能については、ShareLab NEWSの過去記事でも詳しく取り上げている。ぜひ以下のリンクからご確認いただきたい。
「Form 3+」の販売パッケージ
「Form 3+」は、以下の製品パッケージ構成で販売される。表示価格はすべて税別価格。
- 「Form 3+」本体のみ:280,000円
- 「Form 3+」ベーシックパッケージ:331,000円
パッケージ内容は以下の通り。
- SLA光造形方式3Dプリンタ Form 3+本体
- Form 3用レジンタンク Resin Tank V2.1
- Form 3用ビルドプラットフォーム
- Form 3用フィニッシュキット(造形品洗浄キット)
Form 3+コンプリートパッケージ:509,000円
パッケージ内容
- SLA光造形方式3Dプリンタ Form 3+本体
- 自動洗浄装置 Form Wash
- 自動二次硬化装置 Form Cure
- Form 3用レジンタンク Resin Tank V2.1
- Form 3用ビルドプラットフォーム
- Form 3用フィニッシュキット(造形品洗浄キット)
Formlabs関連の記事
今回のニュースに関連するものとして、これまでShareLab NEWSが発表してきた記事の中から3つピックアップして紹介する。ぜひあわせてご覧いただきたい。
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