3Dプリンター技術を活用した医療用シミュレーターブランド「JMC Lab」が誕生
3Dプリンター出力事業、 鋳造事業、 CT事業を展開する株式会社 JMC(神奈川県横浜市 / 代表取締役社長兼CEO:渡邊大知)は、 新たに医療用シミュレーターを扱うブランド「JMC Lab」(ジェイエムシーラボ)の設立を発表した。
開設の背景
昨今、医療技術はめまぐるしく進化し、日々新しい治療法が確立され、同時に手技のトレーニングといった教育にも新たなニーズが生まれている。JMCはそういったニーズに対し、3Dプリンターという最先端技術を核としたものづくりによって、各手技に最適化したシミュレーターの開発をサポートしてきた。その強みをさらに強化すべく立ち上げられたのがこの JMC Lab だ。
概要
JMC Lab は、「すべての人が安心・安全な医療を受けられる未来」を目指し、JMC がこれまで培ってきた医療用臓器モデル作製のノウハウを生かし、日々進歩する医療技術や手技に対する教育を目的としたシミュレーターの開発・製造・販売を行う。
製造・販売体制についても、JMC Lab の立ち上げに際して大幅に強化。Vascular(血管領域)、Non-Vascular(非血管領域)、Bone(骨)に分かれて活動するセールスチームと、3Dプリンターを始めとしたものづくりの専門知識を有する製造チーム、シミュレーターの研究開発を担うR&Dチームの3つの軸で推進することで、今後のシミュレーター開発の加速を図っている。
また、シミュレーターの開発だけに留まらず、ウェビナーやハンズオンセミナーといったシミュレーターを使用するイベントの支援を行うサービスを提供。医療業界の教育シーン全体の活性化に寄与できるよう取り組んでいく。
JMC Lab
1999年、 光造形方式の3Dプリンターを導入して製造業に参入。2006年に有限会社エス・ケー・イーを吸収合併し、 砂型鋳造法による鋳造事業をスタート。2015年には産業用CTによる非破壊検査・測定を目的としたCT事業を開始。 さらに 心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID」の販売でメディカル分野にも領域を拡げた。2016年東京証券取引所マザーズに上場。
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