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Formnext Connectの見どころをお届け―世界最大級の3Dプリンティング関連のオンライン展示会

以前もShareLab編集部でご紹介した通り、例年ドイツ・フランクフルトにて展示会を開催してきたFormnextは、今回の新型コロナウイルス感染拡大状況に鑑みて、完全オンライン形式での展示会「Formnext Connect」の決定に至った。

オンライン開催とはなったものの、世界最大級のアディティブ・マニュファクチャリング展示会としての魅力が損なわれたわけでは全くない。今回の記事では既に開催3日目を迎えているFormnext Connetの見どころを三つに絞ってご紹介する。(画像は、Formnext 2019の様子。Mesago Messe Frankfurt GmbH /Mathias Kutt氏のものより引用)

Formnext Connect概要

Formnext Connectは、リアル展示会で発信してきた同展示会の魅力を引き続き発信していけるよう、3Dプリンティング活用が盛んな首都として高い評価を得ているドイツ・フランクフルトに新たなスタジオを建設したとのこと。

そこでは、3日間のイベントのほぼ全時間帯で、産業用3Dプリンティングの現在と将来の課題を詳しく紹介する独占番組を放送する。例えば、メインステージでは、機械工学、航空宇宙、医療技術、自動車産業などの主要分野での3Dプリンティングの潜在的な利用について、シーメンス、アウディ、エアバスなど製造業の中でもAM活用が進んでいる大企業が一堂に会してパネルディスカッションを行う。同時にトピック別セッション、エキスパートトーク、座談会イベントなど幅広いラインナップのサポートコンテンツが用意されている。

また今年も開催の発表があったAM業界におけるクリエイティブかつ実現性があり、何よりも持続可能なビジネスアイデアを募集してきたThe Formnext Start-up Challengeにおいて、募集のあった企業が何らかの発表を行う予定だ。

当社は、プロセスチェーンに沿って実際の産業用アプリケーションを展示するというコンセプトで大きな成功を収めてきました。Formnext Connectでは、メインステージのプログラムを充実させ、さまざまな個別セッションを用意し、参加者の皆様をバーチャルな世界に引き込もうとしています。

Formnext Connect主催Mesago Messe Frankfurt GmbH、Formnext担当副社長、サッシャ・F・ヴェンツラー

今回の完全オンライン形式による展示会の三大注目ポイント

①名だたる3Dプリンター関連企業・経営層によるパネルディスカッション

Formnext Connect のメインステージでは、今後の3Dプリンティング業界の動向を紹介するプログラムが開催される。

EOS、ACAM、シーメンス、VW、AM Venturesの経営陣によるパネルディスカッションでは、アディティブ・マニュファクチャリングのさまざまな側面について話し合われる。その他、サステナビリティ(フラウンホーファーIPT、ダイマンション、スコットランド国立製造研究所)、機械工学(Met-L-Flo、VDMA、BASF、KSB、製造技術協会)領域におけるパネルディスカッションが終日行われる予定。午後の部では、相対性空間(Relativity Space)、エアバスグループ、ハンブルグ応用科学大学の代表者が、航空宇宙産業における3Dプリントの話題を掘り下げていくとのこと。

画像は、Formnext 2019の様子。Mesago Messe Frankfurt GmbH /Mathias Kutt氏のものより引用
(画像は、Formnext 2019の様子。Mesago Messe Frankfurt GmbH /Mathias Kutt氏のものより引用)

②自動車、医療技術、建築など幅広いテーマが網羅された専門家による3Dプリンティング事例紹介

コンチネンタルエンジニアリングサービスとアウディの代表者が、自動車業界での3Dプリントの活用方法について議論を交わす。一方、顧客事例エリアでは、機械工学の分野における具体的なアプリケーションに焦点を当て、オットーボック社とMGAメディカルネットワークの専門家が、医療技術におけるAMについても触れられる。

同日、BE-AM シンポジウム(建築・建築)と AM 規格フォーラム(規格・規格)も開催され、各分野における事例が紹介される。AM規格フォーラムは、米国商務部の協力を得て開催されており、今回の国際デザインコンペティション「PURMUNDUS CHALLENGE」の授賞式では、3D・4Dプリンティングの未来を垣間見ることができる。

画像は、Formnext 2019の様子。Mesago Messe Frankfurt GmbH /Mathias Kutt氏のものより引用
(画像は、Formnext 2019の様子。Mesago Messe Frankfurt GmbH /Mathias Kutt氏のものより引用)

③今後の成長が見込まれる中国とアジア太平洋地域のAM市場にフォーカスしたディスカッション

Formnextは今回のパートナー国として、Formnext 2019の出展者数ではアメリカを抜きドイツに次ぐ二位の60社近くが出展した中国を選定している。最終日(11月12日)には、この中国とアジア太平洋地域のAM市場を中心としたテーマが議論される。

世界中から集まった業界の専門家が、貴重な情報を共有しながら、最新の開発と機会について議論されるとのこと。特にドイツの金型製作企業であるVDWFは、AM技術に関する具体的なソリューションと今後の重要なトレンドについて発表する。

展示会協賛プログラム、TCT CONFERENCE @ FORMNEXT CONNECT

Formnext展示会協賛プログラムとして開催される「TCT CONFERENCE@Formnext」についてもご紹介させていただく。

同カンファレンスは、11月11日、12日と3日間にわたって開催され、3Dプリンティング、アディティブ・マニュファクチャリング、およびすべての上流工程と下流工程に特化した国際的なオンライン・イベント。2日間のバーチャルカンファレンスでは、製造業の世界を形成しているイノベーター、ファシリテーター、知見、洞察を垣間見ることができる。

また、オンラインプラットフォームでは、Formnext Connectとは一味違った“AMがどのようにしてより持続可能な生産技術に移行することができるのか”、実際の事例に特化した新しいカンファレンス・ストリームも導入されている。参加者には業界をリードする第一線の声、顧客主導のプレゼンテーション、経験豊富なカンファレンスプロデューサーとTCTマガジンのコンテンツスペシャリストによる魅力的なパネルセッションなど、一流のラインナップが用意されている。同展示会は、Formnext Connectの参加者であれば追加料金なしで来場できるとのこと。

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シェアラボ編集部 | + posts

3Dプリンタ―の”先進っぽさ”を感じさせる作りに男心をくすぐられる毎日。さまざまな業界にて活用されるアディティブ・マニュファクチャリングの今をお届けします!最近のニュースは、鳥を飼い始めたこと。

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