DMM.makeより「3Dプリント大型造形サービス」提供開始
DMMグループの提供する3Dプリント受託生産サービス「DMM.make」に大型造形サービスが追加された。法人向けには造形料金が最大半額になるキャンペーンを12/26まで実施中。
DMM.make
DMMグループはレンタルビデオ事業から急拡大し、会員登録者数3900万人の総合サービスサイト「DMM.com」を運営する。
主力は動画配信事業とオンラインゲーム事業、FX等の金融サービスだが、その他にも、オンライン英会話、通販、オンラインレンタル、太陽光事業、水族館事業、サッカークラブの運営など、様々なサービスを提供している。
2013年から始まったDMM.makeは、3Dプリンティングの受託造形を行うサービスだ。2022年8月にはサービス登録者数が19万人を突破した。
>>DMMの3Dプリント受託造形サービス「DMM.make 3Dプリント」のサービス会員登録者数が19万人突破
DMM.makeでは、3Dプリント活用のノウハウを活かし、個人法人を問わず様々なニーズに対応する。3Dプリンティングに関するセミナーや展示会も開催しており、3Dプリント業界全体の活性化に向けた影響も大きい。
>>DMM.comが3Dプリンター活用展・セミナー・交流会を開催
3Dプリント大型造形サービス
この度、DMM.makeは新たに「3Dプリント大型造形サービス」を開始した。
3Dプリンティングの理解が広まるにつれ、細々とした試作品製作から、大型造形へニーズが移り変わりつつある。大型造形サービスはそうした需要に応えるものだ。
最大造形サイズは、1380 × 680 × 480mmで、用途に合わせた10種の樹脂材料を選べる。造形方式はFDM(熱溶融)、SLA(光造形)、SLS(粉末焼結)から選択可能だ。
3Dプリンティングに関する幅広い知識を活かして、トータルサポートと柔軟な対応を謳っていたDMM.makeは、大型造形に関してもユーザーに寄り添うサービスを展開していくようだ。サービスの紹介ページでは、「3Dデータがない方」も歓迎する姿勢が見受けられる。
ある程度3Dプリンティングに理解のある法人客だけでなく、全く関連知識のないクライアントからもそのニーズを吸収し、事業拡大に繋げていく戦略のようだ。
法人向け割引キャンペーン
本サービス提供開始を記念して、大型造形サービスの料金が最大半額になる法人割引キャンペーンを開催している。
キャンペーンは、2022年10月12日~2022年12月26日まで開催される。大型造形3Dプリンタの導入や造形試作を考えている方は、一度検討してみてはいかがだろうか。
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