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SPEE3Dの金属3Dプリンターが米国防省の製造技術部門「Point of Need Challenge」に選ばれる

コンテナ型金属-3D-プリンター「XSPEE3D」/出典:SPEE3D社

オーストラリアの金属3DプリンターメーカーのSPEE3D社が、過酷な環境下で前方展開している軍事部隊を支援するソリューションとしてOSD ManTech(the Office of the Secretary of Defense Manufacturing Technology) 部門「Point of Need Challenge」の最終選考を勝ち抜いた。このプログラムには250万ドル近くが投資されており、さらに産業界のパートナーが70万ドルのコストシェアリングを行う予定だ。

(画像はコンテナ型金属3Dプリンター「XSPEE3D」/出典:SPEE3D社)

SPEE3D社の金属3Dプリンター「XSPEE3D」で演習

SPEE3D社は「Point of Need Challenge」において、特許取得済みのCold Spray Additive Manufacturing(CSAM)技術を紹介し、氷点下の演習でも店舗や研究所と同等の品質で金属パーツの3Dプリントを成功させるとしている。

2023年末にニューハンプシャー州ハノーバーにある陸軍技術研究開発センターの寒冷地研究・工学研究所(CRREL)で実施される演習には、SPEE3D社の金属3Dプリンター「XSPEE3D」が使用される予定だ。

「XSPEE3D」はコンテナ輸送可能な金属3Dプリンター

「 XSPEE3D」で印刷された銅製ホイール/出典:SPEE3D社
「 XSPEE3D」で印刷された銅製ホイール/出典:SPEE3D社

XSPEE3Dは、金属プリンターとプリントに必要な補助機器を1つのコンテナに収め、トラックなどでの輸送が可能だ。3Dプリンターの稼働に必要なものは電源への接続のみで、スムーズに使用が開始できる。

XSPEE3DにはXSPEE3D社が特許を取得した超音速堆積(SP3D)プロセスが搭載されており、同社によると一般的なレーザー溶融プロセスの1,000倍スピードとなる、わずか数分で金属部品の造形が可能だという。

SP3Dプロセスは、ロケットノズルによって音速の3~4倍に加速した空気で金属粒子を吹き付け、運動エネルギーによって金属を結合・堆積させる造形方法だ。造形を高出力レーザーや高価なガスに頼らないため、生産コストも削減できる。

XSPEE3Dは、銅、ステンレス鋼、チタン、高強度アルミニウム、ニッケルベースのカーバイドなど、多数の金属合金をプリント素材として、高品質の金属部品を3Dプリントできる。XSPEE3Dの特徴や性能については、こちらの記事をご覧いただきたい。

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今回のニュースに関連するものとして、これまでShareLab NEWSが発表してきた記事の中から3つピックアップして紹介する。こちらもあわせてご覧いただきたい。


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