3D細胞製品による再生医療分野の発展に向け、台湾企業と協業 ― サイフューズ
バイオ3Dプリンターや再生医療製品などの開発を行う株式会社サイフューズが、再生医療分野の発展に貢献するため、日立グローバルライフソリューションズ株式会社・台湾の医療企業メタテックAP社・台湾日立アジアパシフィック社との協業を検討。台湾地域における3社との協業について、基本合意書を締結した。
(画像はサイフューズ社のバイオ3DプリンターRegenova(左)とS-PIKE(右)/出典:サイフューズ社)
台湾地域における再生医療分野のニーズに対応
株式会社サイフューズ(以下、サイフューズ社)は、2020年から日立GLS社と再生・細胞医療分野において、再生医療等製品の新たな製造設備モデルの構築・運営の共同開発を進めている。メタテックAP社と台湾日立アジアパシフィック社も、2020年から再生医療事業で連携を始めている。
今回の4社協業は台湾地域における再生医療分野のニーズに対応することを目的としている。基本合意書の締結は協業の方向性を確認するためのもので、具体的な協業内容については今後決定していくという。
サイフューズ社は2010年の設立以来、バイオ3Dプリンターの開発やそれを用いた「3D細胞製品」の構築を行ってきた。2022年12月1日には東証グロース市場に上場している。
ShareLab NEWSではサイフューズ社の事業内容について、記事にして発表している。詳しくは以下のリンクからご覧いただきたい。
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