光造形によるデスクトップ型産業用3Dプリンターを¥398,000にてイグアスが国内先行販売開始
概要
株式会社イグアス(本社:神奈川県川崎市、以下同社) が、XYZプリンティングジャパンの産業用3Dプリンター「PartPro 150xP」を、2019年11月28日より398,000円(本体希望小売価格/税別)にて販売を開始した。
製品の特長
「PartPro150 xP」は、デスクトップ式で省スペース設計ながらも150×150×200㎜の大容量の造形エリアを有しており、クリア素材から耐熱素材まで全7種類の素材の造形が可能。
高精細造形を行うことで定評のある光造形と言われるSLA(Stereolithography)方式を採用し、高い造形品質を実現している。
その造形シーンについては以下の動画をご覧いただきたい。
これで40万円を切るというのだから、驚きだ。本体希望小売価格は、398,000円(税抜)で、出荷予定は、2020年1月下旬。
低価格で高精細造形を叶えるSLA方式デスクトップ型。お金に余裕がある人なら趣味として個人でも買える範囲なだけに、心躍る製品と言えまいか。
マテリアルもクリア素材から耐熱素材まで豊富にラインナップを揃え、同社はこの製品で、3Dプリンター市場の活性化を狙うという。
製品スペック
- 製品特長: SLA(Stereolithography)方式搭載の大容量・低価格・高品質プラスチックモデル
- 最大造形サイズ:150x150x200mm(幅x奥行x高さ)
- 対応材料:クリアを含むスタンダード、フレキシブル、ABSライク、PPライク、高強度、高耐熱、キャスタブル
製品詳細は以下の公式サイトにてご確認いただきたい。
>> イグアス公式サイト
■イグアスとは
イグアスは、2009年より本格的に3Dプリンターの販売事業をスタートしており本社は神奈川県川崎市にある。企業向けから個人向けまで幅広いラインナップを取り揃えており、電子/精密機器などの製造業や、医療・教育など、様々な分野に3Dプリンターの活用を提案・提供を行っている。2018年にXYZ社と産業用3Dプリンターの販売代理店契約を締結し、マスターディストリビューターとしてXYZ社製品をイグアスビジネスパートナー経由で販売中。
関連情報
開発したメーカーであるXYZprintingについて概要を把握したい人は以下ページをご参照していただきたい。
SLA方式のメリット・デメリットを確認したい方は、以下の記事を参考にしていただきたい。
>> イベントレポート「いまさら聞けない、製造業の3Dプリント」@渋谷
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