奈良県と奈良高専、「モノづくりスタートアップ塾」を実施
奈良県と奈良高専が主催した「モノづくりスタートアップ塾」が、中学生から高専生までを対象に実施される。このプログラムでは、最新の製造技術を駆使し、若者たちに実践的なモノづくりのスキルを提供する。※参加募集は7月31日で締め切り済み(上部画像はプレスリリースより。出典:奈良県、奈良高専)
使用された設備と指導体制
「モノづくりスタートアップ塾」は、若者に最新の製造技術と実践的なモノづくりのスキルを提供することを目的としていて、奈良県と奈良高専は、地域の産業振興と次世代の技術者育成を視野に入れた取り組みを行っている。3Dプリンター、レーザーカッター、5軸加工機などの高度な製造設備を活用。プログラムは全8日間にわたり実施され、各日程では、製造プロセスの基礎から応用までを体系的に学ぶことができるようカリキュラムが組まれている。奈良高専の教員や企業のプロダクトデザイナーなど、各分野の専門家が指導を担当する。
講座内容
オフィシャルサイトで紹介されている講座内容としては主に以下となる。
・カプセルトイマシンのカプセルの中に入れる製品の企画・デザイン
・3Dモデリング、3Dプリンター、レーザーカッター等を用いた製品試作
・プロダクトデザイナーとの連携による製品ブラッシュアップ
奈良県と奈良高専は、今後もこのようなプログラムを通じて地域の産業振興と次世代の技術者育成に貢献していく予定である。
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