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イグアスが消毒液用タッチレスツールを独自開発-コロナ感染対策

xyzプリンティングや3Dシステムズの販売代理店であるイグアス株式会社(以下、イグアス)はコロナ感染拡大初期から3Dプリンティングマスクなどの3Dモデルデータの配布を行ってきた。今回はそんなイグアスがマスクに引き続き配布を行っている消毒液用タッチレスツールをご紹介させていただく。コロナ予防には接触感染を防ぐための消毒が有効と言われているが、消毒液の多くは手動でポンプを押すプッシュタイプで、実は感染機会につながらないとも限らない。タッチレスツールを使えば消毒する際も手を使わずに消毒が可能になる。こうした装置は医療器材不足の今日、売り切れが続いていたり、費用的にも安価ではない場合が多いが、3Dプリンターで造形すれば、必要な分を安価に調達できる場合もあるだろう。

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手首や腕でプッシュが可能なデザインが感染防止に繋がる

消毒液用タッチレスツール

今回、イグアスが開発したのは、アルコール消毒液のタッチレスツールだ。同製品をアルコール消毒液に装着することにより、不特定多数の使用が想定される場所でも、手首や腕などでプッシュすることで、容器に直接手指を触れることなく安心して消毒が可能になる。また写真をご覧いただくとわかるように、同製品はプッシュ面が広くデザインされており、安定して手首や腕でプッシュ出来るようになっている。

市販されている大半のポンプノズルに装着可能な汎用性の高い仕様となっており、より広い使用を促すために設計データも無償で公開されているので、是非ご覧頂きたい。

同製品は、同社が販売するxyzプリンティングの樹脂3Dプリンターで作成されたそうだ。イグアスでは「社内に設置されている消毒液も多くの社員や来訪者が使用しているため、接触感染のリスク低減の必要があるのでは…」という社員の気付きから、今回の開発に至ったということだ。

消毒液用タッチレスツールの概観(写真は、イグアス株式会社Webサイトより引用)
タッチレスツールをポンプノズルに直接はめ込む(写真は、イグアス株式会社Webサイトより引用)
装着済のタッチレスツール(写真は、イグアス株式会社Webサイトより引用)
腕や手首でプッシュすることで、手で直接触れずに利用が可能になる(写真は、イグアス株式会社Webサイトより引用)

プッシュ型の消毒液のポンプにかぶせるだけ、というシンプルなものだが、こうしたシンプルな装置だからこそ、手軽に利用ができ、継続的な予防につながる。創意工夫を具現化するツールである3Dプリンターならではのモノづくりだといえるし、こうしたよいアイディアがデータを配布することで、3Dプリンターがあれば、全国どこでも利用できるという点は今後の可能性を予感させる。

株式会社イグアスの概要

神奈川県川崎市を拠点に2008年に設立され、ITディストリビューション事業を中心に、サプライ事業、3D事業、MOTTA事業(リサイクルバッテリー)、ヘルスケア事業など多角的に事業を展開している。3D事業では、xyzプリンティングおよび3Dシステムズの3Dプリンターの代理店販売を展開している。
また、川崎市内には、3Dプリンターに特化したエンジニアが在籍し、ショールーム・自社検証・教育3つの機能を兼ね備えたIGUAZU Solution Center(ISC)を設け、実機見学や導入前のデモンストレーションなどを展開している。

IGUAZU Solution Center(ISC)(写真は、イグアス株式会社Webサイトより引用)

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シェアラボ編集部 | + posts

3Dプリンタ―の”先進っぽさ”を感じさせる作りに男心をくすぐられる毎日。さまざまな業界にて活用されるアディティブ・マニュファクチャリングの今をお届けします!最近のニュースは、鳥を飼い始めたこと。

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