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より精密な3Dプリンティングを可能にするヘッドノズルの開発

概要

テクダイヤ株式会社(本社:東京港区)が、3Dプリンター用ヘッドノズルを開発。 従来のヘッドに比べ、先端の内径が小さいディスペンサーノズルを使用することで、より精密な3Dプリンティングを可能にした。

3Dプリンター用ヘッドノズル開発の背景

ノズルの先端内径は小径になるほど精巧なプリントが可能だが、使用する材料が詰まる問題から、業界では先端内径200μmが最小径とされている。しかし、先端内径200μmのヘッドでは造形物の精度に限界があった。そこでテクダイヤでは先端内径150μmの3Dプリンター用ヘッドノズルを開発。

テクダイヤのヘッドノズル

熱伝導率の高い真鍮を使用し、テクダイヤ製ディスペンサーノズルの特長である中心ズレのない小径穴あけや、内部に段差のないテーパー形状の適用が今回の開発成功のカギとなったという。

従来品との比較

主に樹脂系3Dプリンターでは、材料の吐出口となるヘッドと呼ばれる先端部品に材料を吐出するためのノズルを使用する。その3Dプリンターの主力とも言える造形方法が FDM方式だ。

このような3Dプリンターであれば、新しい機種を買い替えることなく、ヘッドの切り替えで従来品よりも精度の高い造形を実現することができる。

テクダイヤのディスペンサーノズル

小径穴あけを得意とするテクダイヤは、最小内径30μmまでのディスペンサーノズルのラインナップがある。

>> テクダイヤのラインナップ

バイオマテリアルプリンティングなど、精度と品質を重視する再生医療業界でも採用されている。

3Dプリンティングにおいて微細形状のプリンティングに苦労されている方は、テクダイヤへ一度問い合わせてみると良いだろう。ディスペンサーノズルの専門家として、材料や用途に合わせたテクダイヤならではのソリューションを提供してくれるそうだ。

>> お問い合わせはこちら

関連情報

>> 精密ギアの3Dプリンティングとディスペンサーノズル

>> 材料押出堆積方式3Dプリンター(FDM)についてもっと詳しく

国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。

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