サンステラ、Creality製3Dスキャナー「CR-Scan Otter」「Raptor X」の国内販売を開始

出典:Creality、サンステラ
出典:Creality、サンステラ

株式会社サンステラ(以下、サンステラ)は、Creality社製の最新3Dスキャナー「Creality CR-Scan Otter 3Dスキャナー」および「Creality Raptor X 3Dスキャナー」の日本国内向け取り扱いを開始した。両製品には、サンステラ独自作成の日本語取扱説明書が付属する。Creality社は、2024年の出荷台数において世界のコンシューマーグレード3Dスキャナー市場で第1位を獲得しているメーカーである。また、サンステラはCreality社より「Sales Excellent Partner 2022」「Sales Excellent Partner 2024」を受賞しており、日本で唯一の優秀販売代理店として表彰されている。

最大0.02mm精度のハンドヘルド機「Creality CR-Scan Otter」

CR-Scan Otterは、最大0.02mmの高精度スキャンに対応するハンドヘルド型3Dスキャナーである。4レンズステレオビジョンを搭載し、小物から大型対象物まで幅広いサイズレンジをカバーする。対応サイズは最小10×10×10mmから最大2000×2000×2000mm。24ビットフルカラーキャプチャにより、形状だけでなく色彩情報も忠実に再現できる設計である。

スキャン速度は最大20fps。手ぶれ補正機能と自動トラッキングにより安定したデータ取得が可能だ。さらに、黒色や金属素材に対してスプレー不要でスキャンできる点は、現場運用の効率向上に直結する。

Creality CR-Scan Otter 3D スキャナー (出典:Creality、サンステラ)
Creality CR-Scan Otter 3D スキャナー (出典:Creality、サンステラ)

主な特長

  • 高精度0.02mmスキャン
  • 4レンズステレオビジョンによる広範囲対応
  • 黒色・金属素材でもスプレー不要
  • 10mm~2000mmの対象サイズに対応
  • Windows / macOS 両対応

価格は138,000円(税込)。

販売ページ:

41本レーザー+NIR搭載のワイヤレス機「Creality Raptor X」

Raptor Xは、41本のレーザーラインと近赤外線(NIR)技術を融合したワイヤレスハイブリッド3Dスキャナーである。交差レーザー線34本、パラレルレーザー線7本による高密度ポイントキャプチャを実現する。NIRセンサーを搭載し、表面状態の異なる対象物でも安定した計測が可能。対象サイズは5mmから最大4000mmまで対応し、NIRモードでは最大30fpsの高速スキャン性能を発揮する。Wi-Fiによるワイヤレス通信を採用し、現場計測や設計、教育、検査用途など幅広いシーンでの活用を想定している。

※世界初のワイヤレスハイブリッド3Dスキャナー(Creality社調べ)

Creality Raptor X ワイヤレスハイブリッド 3D スキャナー(出典:Creality、サンステラ)
Creality Raptor X ワイヤレスハイブリッド 3D スキャナー(出典:Creality、サンステラ)

主な特長

  • ワイヤレススキャン対応
  • 0.02mm + 0.06mm/m の微細精度
  • 41本レーザーライン + NIRハイブリッド測定
  • 最大30fpsの高速スキャン
  • Windows / macOS 両対応

価格は579,000円(税込)。

販売ページ:

編集部コメント

今回の2機種は、エントリー価格帯ながら0.02mm精度をうたうCR-Scan Otterと、レーザー×NIRのハイブリッド構成を採用したRaptor Xという明確な棲み分けが特徴である。リバースエンジニアリング、検査用途、3Dプリント前工程のデータ取得など、日本の製造業においても3Dスキャンの活用は着実に広がっている。特にワイヤレス対応のRaptor Xは、現場計測の自由度向上という観点で注目される。

導入コストを抑えつつ高精度スキャン環境を整えたいユーザーにとって、具体的な選択肢となり得る製品である。

用語解説

■ ステレオビジョン方式
複数のカメラで対象物を同時に撮影し、視差情報から三次元形状を算出する計測方式。小型物体から中型物体のスキャンに適しており、フルカラー取得が可能な機種も多い。
■ レーザーラインスキャン
レーザー光を線状に投影し、その変形をカメラで読み取ることで形状を取得する方式。高精度な寸法計測や工業用途で広く利用される。
■ NIR(近赤外線)計測
近赤外線を用いて対象物の形状を取得する技術。可視光の影響を受けにくく、表面状態が異なる対象物でも安定したデータ取得が可能となる。

3Dスキャナーの関連記事

今回のニュースに関連するものとして、これまでShareLab NEWSが発表してきた記事の中からピックアップして紹介する。ぜひあわせてご覧いただきたい。

国内外の3DプリンターおよびAM(アディティブマニュファクチャリング)に関するニュースや最新事例などの情報発信を行っている日本最大級のバーティカルメディアの編集部。

関連記事を探す

記事検索

1919の記事から探す

最新記事

編集部のおススメ記事