歯科関連の国際的な市場動向に関するキープレイヤーたち
アメリカでの隆盛をみると明らかのが、ヘルスケア分野での歯科3Dプリンター活用だが、そのあたりは以下記事に詳しいので割愛する。(「歯列矯正を変えた3Dプリンターの破棄力」)メディカル・ヘルスケア分野は法的規制をはじめとした高い参入障壁があり、見通しがつきにくい分野ではあるが、その分野で活躍しているキープレイヤーを紹介することは有益なはずだ。
プレシジョン社の「GLOBAL DENTAL RAPID PROTOTYPING SYSTEMS MARKET REPORT, HISTORY AND FORECAST 2014-2025, BREAKDOWN DATA BY MANUFACTURERS, KEY REGIONS, TYPES AND APPLICATION」というレポートでは以下の企業が紹介されていたので、列記しておく。
3M (US)
AMD LASERS (US)
A dec, Inc. (US)
BIOLASE Technology, Inc. (US)
Carestream Health, Inc. (US)
Dentsply Sirona (US)
Danaher Corporation (US)
Gendex Dental Systems (US)
KaVo Dental (US)
DCI International (US)
Marus Dental International (US)
Gnatus International Ltda. (Brazil)
Hu-Friedy Mfg. Co., LLC (US)
Ivoclar Vivadent Aktiengesellschaft (Liechtenstein)
Midmark Corporation (US)
NSK Nakanishi, Inc. (Japan)
Planmeca Oy (Finland)
Ultradent Products, Inc. (US)
Young Innovations, Inc. (US)
3Mの名前が見えるが、同社はメディカル・ヘルスケア業界でも製品ラインアップがある。3Dプリンター向けの製品も展開している。日本企業ではNSK(株式会社ナカニシ)の名前が見える。
歯列矯正や義歯の分野でますます便利になるのは患者サイドとしては大歓迎だが、今後の動向に期待したい。
2019年のシェアラボニュース創刊以来、国内AM関係者200名以上にインタビューを実施。3Dプリンティング技術と共に日本の製造業が変わる瞬間をお伝えしていきます。